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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):宮入バ、ウインP、扶桑電通、ヨネックス

■宮入バルブ製作所 <6495> 99円  +30 (+43.5%) ストップ高    本日終値
 8日、宮入バ <6495> [東証2]が新中期経営計画を発表。数値目標として18年3月期に売上高で14年3月期実績比33.8%増の60億3200万円、営業利益で同6.9倍の5億3500万円を掲げたことが好感された。材料費のコストダウンと設備改善を進め、生産性向上による製造原価の低減を図るとともに、物流費や賃借料なども見直し販管費を抑制する。併せて、新市場の開拓では燃料電池車の普及に備え、搭載する水素ボンベ用容器バルブの製品化を行う方針なども示した。

■ウイン・パートナーズ <3183> 1,355円  +106 (+8.5%)   本日終値
 8日、東証がウインP <3183> [東証2]を16日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■扶桑電通 <7505> 676円  +52 (+8.3%)   本日終値
 9日午後、扶桑電通 <7505> [東証2]が9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■ヨネックス <7906> 906円  -174 (-16.1%)   本日終値
 日本時間9日、テニスの全米オープン男子シングルスで錦織圭選手が日本人初となる決勝戦でクロアチアのマリン・チリッチ選手と対戦。惜しくも準優勝となったことを受け、前日まで買われていた「錦織銘柄」に売りが向かった。テニスのラケットを手掛けるヨネックス <7906> [東証2]は前日にストップ高となったが、本日は15%の大幅安で推移。傘下企業が軟式テニスボールの国内シェアトップの昭和HD <5103> [東証2]も急落。テニス全米オープンを独占放送していたWOWOW <4839> も大きく売られた。また、スポンサーのファストリ <9983> や錦織選手が所属する日清食HD <2897> も軟調だった。これまで買われ続けていた銘柄の利益確定売りが目立った格好となった。

■As-meエステール <7872> 735円  -33 (-4.3%)   本日終値
 8日、Aエステール <7872> [東証2] が15年3月期の連結経常利益を従来予想の19.9億円→12億円(前期は26.3億円)に39.8%下方修正したことが売り材料。宝飾品セグメントで、消費税増税などの影響もあり、売上高や売上総利益率が当初予想を下回る水準で推移していることが響く。

■ハイパー <3054> 1,155円  +20 (+1.8%)   本日終値
 9日付の朝刊で「今期、通販代理店事業が黒字化」と一部報じられたことが買い材料視された。

■トーホー <8142> 393円  +6 (+1.6%)   本日終値
 8日に決算を発表。「上期経常が9%増益で着地・5-7月期も49%増益」が好感された。
 トーホー <8142> が9月8日大引け後(15:30)に決算を発表。15年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比8.9%増の11.3億円に伸びた。
  ⇒⇒トーホーの詳しい業績推移表を見る

■太平洋セメント <5233> 433円  -8 (-1.8%)   本日終値
 9日付の朝刊で「中国合弁中止、設備過剰で許認可下りず」と一部報じられたことが売り材料視された。

■コロワイド <7616> 1,355円  -20 (-1.5%)   本日終値
 8日に発表した「子会社が食品くずを不適正に処分」が売り材料。
 子会社が運営する岐阜工場で、産業廃棄物として処分すべき食品くずの一部を一般廃棄物として処理。

■島津製作所 <7701> 923円  +8 (+0.9%)   本日終値
 9日付の朝刊で「機器間通信に参入。分析結果を迅速に集約」と一部報じられたことが買い材料視された。

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