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【特集】きちり Research Memo(5):2015年6月期は過去最高益の更新へ


■決算概要

(2)2015年6月期の業績見通し

きちり<3082>の2015年6月期業績は売上高が前期比8.5%増の7,500百万円、営業利益が同45.7%増の700百万円、経常利益が同35.8%増の700百万円、当期純利益が同41.9%増の420百万円と2期ぶりに過去最高益を更新する見通し。

KICHIRIなど既存店舗の売上高は前期比1.5%減を前提としている。また、新規出店数は首都圏を中心に10店舗、設備投資額としては500百万円程度を予定している。このうち既に7店舗は契約を済ませており、うち10月に2店舗、11月に1店舗をオープンする予定となっている。今期の新規出店のなかにはオムライス専門店など新業態の店舗も出店する計画となっている。

また、PFS事業については、ブランド・コンテンツ型で新規に3案件、クラウドサービス型では約100店舗を上積みする計画となっている。売上高としては100百万円程度と前期比で約4割増となる見込み。同事業は利益率が高いため、全体の利益率向上にも寄与することになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《FA》

 提供:フィスコ

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