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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):東京ドーム、じもとHD、ユニチャーム、Tホライゾン

■東京ドーム <9681> 504円  +16 (+3.3%)   本日終値
 4日、東京ドーム <9681> が15年1月期の連結経常利益を従来予想の63億円→73億円(前期は93.1億円)に15.9%上方修正したことが買い材料。東京ドームでのコンサートイベントの開催日数が当初計画より減ることで売上高は減収するが、プロ野球の開催状況は好調に推移しているほか、人件費などのコスト削減が寄与する。

■じもとホールディングス <7161> 228円  +6 (+2.7%)   本日終値
 4日、じもとHD <7161> が15年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の12億円→21億円に75.0%上方修正。減益率が62.5%減→34.3%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。子会社のきらやか銀行と仙台銀行で与信関連費用が想定を下回ることが寄与する。併せて、通期の同利益も従来予想の35億円→38億円に8.6%上方修正。減益率が42.8%減→37.8%減に縮小する見通しとなった。通期の上積み幅が上期の増額分を大きく下回ったことで、業績上振れを期待する買いが向かった。

■ユニ・チャーム <8113> 6,900円  +30 (+0.4%)   本日終値
 ユニチャーム <8113> が続伸。日経新聞が5日付で「衛生用品大手のユニ・チャームは高級紙おむつを中国で発売した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「繊維素材を細くしたほか、新たな吸水シートの採用で着心地や肌触りを従来品から改善した」という。中国での高級品需要による事業拡大を期待した買いを向かった。

■Tホライゾン <6629> 226円  +50 (+28.4%) ストップ高    本日終値
 4日に発表した「教育用無線アクセスポイント発売」が買い材料。
 子会社が学校や教育機関向けに「次世代型教育用無線アクセスポイント:Interactive Communication Box」を発売。

■ユークス <4334> 678円  +100 (+17.3%) ストップ高    本日終値
 4日、ユークス <4334> [JQ] が15年1月期上期(2-7月)の連結経常損益を従来予想の1億3800万円の赤字→7400万円の黒字(前年同期は1億1100万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなったことが買い材料。スマートフォンアプリ関連やパチンコ・パチスロ関連のロイヤリティ収入が好調で、売上が計画を50.7%も上回ったことが黒字浮上につながった。

■アジェット <7853> 63円  +7 (+12.5%)   本日終値
 4日に発表した「子会社が新事業を開始」が買い材料。
 子会社アジェットクリエイティブが新たに太陽光事業の売電事業を開始する。7月末にはアジェットクリエイティブが太陽光事業における設備機器販売事業と設置工事の請負を開始すると発表していた。

■不二電機工業 <6654> 1,446円  +114 (+8.6%)   本日終値
 4日、東証が不二電機 <6654> [東証2]を11日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。同日、同社は決算を発表。15年1月期上期(2-7月)の営業利益(非連結)が前年同期比4.3%増の2.4億円に伸びて着地したことも買いに拍車を掛けた。

■ウチヤマHD <6059> 649円  +26 (+4.2%)   本日終値
 4日、東証がウチヤマHD <6059> [東証2]を11日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。また、同社が1部指定を記念し、中間配当において記念配当1円を実施すると発表したことも買いに拍車を掛けた。年間配当は11円となる。

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