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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):キューブシス、大幸薬品、コンベヤ、ランビジネス

■キューブシステム <2335> 1,232円  +196 (+18.9%) 一時ストップ高    本日終値  東証1部 上昇率2位
 3日、キューブシス <2335> が30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■大幸薬品 <4574> 1,867円  +77 (+4.3%)   本日終値
 3日、大幸薬品 <4574> が二酸化塩素ガス溶存液の蚊の忌避剤としての用途で自治医大と共同で特許を取得したと発表したことが買い材料。同特許は「蚊類を(1)寄せ付けないための忌避剤、(2)刺咬を防ぐための刺咬忌避剤、(3)マラリアなどの節足動物媒介病の予防剤として、二酸化塩素ガス溶存液を用いることができる」というもの。マラリアやデング熱などを媒介する蚊の忌避への利用が考えられるとしており、二酸化塩素ガス溶存液の新たな用途開拓による業績貢献に期待する買いが向かった。

■日本コンベヤ <6375> 274円  -25 (-8.4%)   本日終値  東証1部 下落率2位
 3日、東証と日証金がコンベヤ <6375> について4日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■ランドビジネス <8944> 448円  -30 (-6.3%)   本日終値  東証1部 下落率3位
 3日、ランビジネス <8944> が14年9月期の経常損益(非連結)を従来予想の9億円の黒字→2.7億円の赤字(前期は4.7億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなったことが売り材料。販売用不動産3物件の売却を取り止めたことに加え、借換えに伴う抵当権設定費用、社債発行費用などの計上が響く。

■ディア・ライフ <3245> 875円  -44 (-4.8%)   本日終値
 3日、ディアライフ <3245> [東証M] が14年9月期の連結経常利益を従来予想の3億5200万円→2億6000万円(前期は2億7100万円)に26.1%下方修正し、一転して4.1%減益見通しとなったことが売り材料。今期中の売却を予定していたマンション開発物件の引渡しが、竣工時期の延期を理由により来期となることが響く。業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の18円→14円(前期は18円)に減額修正したことも弱材料となった。

■横田製作所 <6248> 1,792円  -58 (-3.1%)   本日終値
 3日、東証と日証金が横田製 <6248> [JQ]について4日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■トーセイ <8923> 711円  +21 (+3.0%)   本日終値
 3日に発表した「子会社が投資法人を設立」が買い材料。

■三井ハイテック <6966> 709円  -37 (-5.0%)   本日終値
 3日に決算を発表。「上期経常が22%減益で着地・5-7月期も27%減益」が嫌気された。
 三井ハイテク <6966> が9月3日大引け後(15:00)に決算を発表。15年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比21.8%減の14.3億円に減り、通期計画の25億円に対する進捗率は3年平均の65.8%を下回る57.2%にとどまった。
  ⇒⇒三井ハイテックの詳しい業績推移表を見る

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