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【市況】景気敏感株への資金シフトが逆風となり盛り上がりに欠ける/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、急速な円安進行を背景に景気敏感系の大型株に資金が向かい、引き続き、上値の重い展開となった。日経平均が伸び悩む中で値動きの軽いテーマ株に物色が見られる場面もあったものの、手掛かり材料難で盛り上がりには欠けた。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で987億円だった。
 個別では、DMP<3652>やモルフォ<3653>、アクロディア<3823>などが大幅高となり、短期資金による物色で賑わった。GNI<2160>やPD<4587>など、バイオ関連の一角も堅調だった。一方、UMN<4585>は新株式発行と株式の売出しの実施が悪材料視され軟調。その他、大泉製<6618>が利益確定売りに押され大幅下落となった。
《OY》

 提供:フィスコ

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