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【市況】日経平均は3日続伸、円安進行を追い風に一時15800円台を回復/相場概況


日経平均は3日続伸。ドル・円が一時、約8ヵ月ぶりに105円台まで円安進行となったことが追い風となり、景気敏感系の大型株を中心に買い優勢の展開となった。ただし、内閣改造人事の発表後はいったん材料出尽くし感も意識され、後場は上昇幅をやや縮小へ。

大引けの日経平均は前日比59.75円高の15728.35円となった。東証1部の売買高は24億8802万株、売買代金は2兆688億円だった。業種別では、海運やその他金融、銀行、証券、電気機器、空運、輸送用機器、機械などが堅調。一方、その他製品や鉱業、サービス、鉄鋼、医薬品、化学などが軟調だった。

個別では、ファーストリテ<9983>やファナック<6954>など、日経平均の指数寄与度の大きい銘柄が堅調。また、ソニー<6758>やパナソニック<6752>など、ハイテク関連も買い優勢に。その他、ルネサス<6723>は次世代の自動車運転システムへの関心が高まり急伸となった。一方、ソフトバンク<9984>が軟調。また、アイフル<8515>やコロプラ<3668>なども逆行安となった。
《OY》

 提供:フィスコ

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