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【市況】1日の中国本土市場概況:上昇 景気てこ入れへの期待が広がる


1日の中国本土市場は上昇。主要指標の上海総合指数は、前営業日比18.31ポイント高(+0.83%)の2235.51ポイントとなった。上海A株指数は19.13ポイント高(+0.82%)の2340.12ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.89ポイント高(+1.14%)の255.84ポイント、深センB株指数が6.87ポイント高(+0.73%)の947.07ポイントで引けた。

日本時間午前10時に発表された8月の製造業PMIや午前10時45分発表の8月HSBC製造業PMI改定値が前月から低下したことを受けて、市場では、当局が景気テコ入れのための刺激策を打ち出すとの思惑が強まった。

上海総合指数の構成銘柄は9割以上が上昇し、軍事関連株の上げが目立つ。航空機用機械メーカーの中航機載電子(600372/SH)が4.9%高で引けた。習近平・国家主席が8月29日、軍事改革を推進する方針を強調したことが手がかりになっている。このほか、IT関連や医薬関連、消費関連、素材関連なども高い。

《KO》

 提供:フィスコ

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