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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):エルミック、日エンター、丹青社、アグロカネシ

■図研エルミック <4770> 1,619円  +300 (+22.7%) ストップ高    本日終値
 エルミック <4770> [東証2]がストップ高。日経産業新聞が1日付で「ソフトウエア開発・販売の図研エルミックは、ファクトリーオートメーション(FA)システムと監視カメラシステムを連携させる技術を開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「監視カメラシステムで異常を感知した際に、FAシステムに接続された生産設備を自動で停止するといった使い方が可能になる」いう。監視カメラと他ネットワークの連携関連の事業で16年度までに年間5億円の売り上げを目指すとしており、将来的な業績への寄与を期待した買いが殺到した。

■日本エンタープライズ <4829> 632円  +100 (+18.8%) ストップ高    本日終値  東証1部 上昇率3位
 29日に発表した「スマホゲームアプリの事前登録開始」が買い材料。
 子会社がアクションゲームアプリ「ひっぱれ! ネコPing プラネット」の事前登録を開始。スマートフォン向けゲームアプリ市場へ本格参入。

■丹青社 <9743> 786円  +64 (+8.9%)   本日終値
 8月29日、丹青社 <9743> が15年1月期の連結経常利益を従来予想の20.4億円→28億円に37.3%上方修正。従来の6.3%減益予想から一転して28.6%増益見通しとなったことが買い材料。受注好調で売上が計画を上回ることが寄与する。商業その他施設事業を中心に採算重視の受注に取り組んだことも利益を押し上げる。業績上振れに伴い、年間配当を10円→12円(前期は1→1.3の株式分割前で10円)に増額修正した。

■アグロ カネショウ <4955> 886円  +48 (+5.7%)   本日終値
 8月29日、東証がアグロカネシ <4955> [東証2]を9月19日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■DMP <3652> 4,680円  -450 (-8.8%)   本日終値
 8月29日、東証と日証金がDMP <3652> [東証M]について9月1日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の70%以上(うち現金を40%以上)→90%以上(うち現金を60%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の70%(うち現金を40%)→90%(うち現金を60%)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。

■浜井産業 <6131> 163円  -14 (-7.9%)   本日終値
 8月29日、浜井産 <6131> [東証2] が15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の3.6億円の黒字→3億円の黒字(前年同期は1.9億円の赤字)に17.8%下方修正したことが売り材料。スマートフォン関連部品加工用に大口の受注があった主力製品のラップ盤について、顧客の要望により出荷のスケジュールが一部後ろ倒しとなり、上期に売上を見込むものが下期にずれ込む見通しとなったことが響く。

■学研ホールディングス <9470> 285円  +7 (+2.5%)   本日終値
 29日に発表した「栄光ホールディングスと資本業務提携」が買い材料。
 栄光HDと株式持ち合いを強化。同社が栄光HDの発行済み株式の約3.9%を追加取得し約6.5%保有の第3位株主となる一方、第三者割当で2.64%の自社株を栄光HDに割り当てる。栄光HDは学研HDの第2位株主となる。

■日本電産 <6594> 6,769円  +136 (+2.1%)   本日終値
 1日付の朝刊で「インドで工場建設に1000億円超を投資」と一部報じられたことが買い材料視された。

■栄光ホールディングス <6053> 990円  +75 (+8.2%)   本日終値
 29日に発表した「学研HDと資本業務提携」が買い材料。
 学研HDと株式持ち合いを強化。学研HDが同社の発行済み株式の約3.9%を追加取得し約6.5%保有の第3位株主となる一方、第三者割当で2.64%の自社株を同社に割り当てる。同社は学研HDの第2位株主となる。

■サハダイヤモンド <9898> 17円  +1 (+6.3%)   本日終値
 29日に発表した「株主優待制度の内容を変更」が買い材料。

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