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【市況】米国株式相場 まちまち、停戦継続を好感も閑散取引


米国株式相場はまちまち。ダウ平均は15.31ドル高の17122.01、ナスダックは1.02ポイント安の4569.62で取引を終了した。ガザ地区でのイスラエルとハマスの停戦が継続していることが好感され、買いが先行した。だが、夏季休暇シーズンで閑散取引となっている為、前日終値を挟んで小幅な値動きに終始する展開となった。セクター別では、公益事業やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方でソフトウェア・サービスや銀行が下落した。

宝飾品小売のティファニー(TIF)が、好決算を発表し通年の業績見通しを引き上げたことで上昇。アパレルのエキスプレス(EXPR)も予想を上回る決算を発表して堅調推移となった。一方で銃火器メーカーのスミス&ウェッソン(SWHC)は、規制強化などを背景に慎重な見通しを示し下落。交流サイトのフェイスブック(FB)は、アナリストの投資判断の引き下げで軟調推移となった。

メッセージングアプリのスナップチャットが100億ドルの企業価値評価で資金調達を行ったことが明らかとなり、注目を集めている。

《KG》

 提供:フィスコ

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