【通貨】【NY午前外為概況】イエレンFRB議長講演、予想ほどハト派色強まらずドル上昇
22日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、103円66銭から104円20銭まで上昇した。
ワイオミング州ジャクソンホールでの連銀主催年次シンポジウムでイエレンFRB議長の講演が市場予想ほどハト派色が強まらずドルの買戻しが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.3284ドルから1.3220ドルへ下落した。ウクライナ情勢への懸念を受けたユーロ売りが再燃した。ポロシェンコ・ウクライナ大統領は「何の検査や許可なくロシアの支援トラックが越境した」と発表。
ユーロ・円は、137円92銭まで上昇後、137円54銭へ反落した。ウクライナ情勢やイエレンFRB議長の講演を受けて株式相場が下落に転じたためリスク回避の円買いが再燃した。
ポンド・ドルは、1.6596ドルへ上昇後、1.6562ドルへ反落。
ドル・スイスは、0.9108フランから0.9153フランへ上昇した。
[経済指標]特になし
《KY》
提供:フィスコ