【テク】日経平均テクニカル：+1σと+2σとのレンジに移行

日経平均は9営業日続伸で一時15600円を回復する局面もみられた。前場で日中の高安をつけ、後場はその価格レンジ内でのこう着といった流れは続いているが、ボリンジャーバンドでは+1σでの底堅い値動きとなっており、+2σとのレンジに移行した可能性がある。+2σは15735円辺りに位置しているため、7月末の戻り高値が意識されてくる。前日に5日、25日線との短期ゴールデンクロスとなったが、上昇する5日線が支持線として意識されてくる。新値足は陰線が3本つながっているが、終値で15618円を超えてくると、3本足が陽転する。週足では14800円処までの長い陰線が1本出ているが、明日の終値で15523円を上回って終えると、陽転することになり、足元の陰転がダマシになることで、相当強い形状になる。

《KO》

　提供：フィスコ