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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):古林紙、イチネンHD、ジェイエイシ、朝日インテク

■古林紙工 <3944> 158円  +5 (+3.3%)   本日終値
 19日、古林紙 <3944> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の18.35%にあたる265万2000株(金額で4億0575万6000円)を上限に、20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNet-3」で自社株買い(買い付け価格は19日終値153円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■イチネンHD <9619> 824円  +24 (+3.0%)   本日終値
 イチネンHD <9619> が3日続伸。日経新聞が20日付で「イチネンホールディングスは2015年3月期に上場20周年記念配当6円を実施する見通しだ。普通配当と合わせると年30円(前期は24円)となる。」と報じたことが買い材料視された。今期は買収した機械工具製造卸などの子会社がフル寄与し、連結最終利益は前期比1%増の30億円と最高益更新を見込む。報道によると、同社は株主配分の基本方針として配当性向を20~30%としており、来期以降も30円以上の水準を維持したい考えと伝えている。報道を受けて、積極的な株主還元姿勢を評価する買いが向かった。

■ジェイエイシ <2124> 1,261円  +28 (+2.3%)   本日終値
 19日、ジェイエイシ <2124> [JQ]が7月度の連結月次売上高が前年同月比38.2%増に大きく伸びたと発表したことが買い材料。5月度の28.2%増から前月6月度には13.6%増に伸びが鈍化していたが、勢いを盛り返し2月度以来の30%台を再び回復したことを好感する買いが向かった。また、7月度の売上総利益も37.7%増に拡大した。

■朝日インテック <7747> 4,655円  +190 (+4.3%)   本日終値
 19日に発表した「米医療機器会社と業務提携」が買い材料。
 米医療機器会社のボストン・サイエンティフィックとFFR(冠血流予備量比)ワイヤーとローターワイヤーで業務提携。

■シード <7743> 1,270円  +24 (+1.9%)   本日終値
 20日付の朝刊で「東レとコンタクトを共同開発へ」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ソフトバンク <9984> 7,285円  +100 (+1.4%)   本日終値
 20日付の朝刊で「米スプリントが通信料『最安値』に」と一部報じられたことが買い材料視された。

■稲葉製作所 <3421> 1,418円  +15 (+1.1%)   本日終値
 19日に発表した「富岡工場を建設、16年4月稼働開始」が買い材料。
 富岡工場を建設、16年4月稼働開始。鋼製物置セグメントの大型製品の生産能力を増強。

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