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【市況】米国も出来高低調で地政学リスクの動向に敏感に反応する状況/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 18日のNY市場は上昇。ウクライナ情勢を巡り、4カ国外相がベルリンで会談し、一部人道支援などで合意したことで買いが先行。8月住宅市場指数が予想を上回ったことも好感され、終日堅調推移となった。ダウ平均は175.83ドル高の16838.74、ナスダックは43.39ポイント高の4508.31。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の15425円。

 ギャップ・アップにより、上値抵抗として意識されていた25日線をクリアしてくることになろう。その後は25日線を支持線とした底堅い展開が期待される。ただし、米国についても全般的に出来高が低調となるなかで、ウクライナなど地政学リスクの動向に株価は敏感に反応する状況が続きそうである。そのため積極的な商いは限られるとみられ、買い一巡後はこう着感が強まろう。
 とは言え、ひとまず25日線をクリアしてくることから、ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と+1σとのレンジに移行する。15350-15500円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 15500円-下限 15350円

《TM》

 提供:フィスコ

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