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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):北野建、インテリクス、シュッピン、UT

■北野建設 <1866> 271円  +16 (+6.3%)   本日終値
 11日、北野建 <1866> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比6.3倍の8.3億円に急拡大したことが買い材料視された。公共投資や民間投資が好調に推移していることを背景に、建設事業の損益が大幅に改善したことが寄与。ホテル事業の売上高も大きく伸びた。

■インテリックス <8940> 681円  +28 (+4.3%)   本日終値
 インテリクス <8940> [東証2]が大幅続伸。日経産業新聞が12日付で「中古マンションの買い取り再販を手掛けるインテリックスは自社が保有する物件を小口商品化する事業を今期中に始める」と報じたことが買い材料視された。報道によると「土地や建物の所有権を細かく分け、投資家に一定数以上をまとめて販売する」という。購入しやすい金額にすることで小口不動産への需要をとりこむとしており、業績への寄与を期待する買いが向かった。

■シュッピン <3179> 1,469円  +45 (+3.2%)   本日終値
 11日、シュッピン <3179> [東証M]が7月度の月次情報を発表。売上高が前年同月比20.4%増の15億2400万円に伸び、3ヵ月連続でプラスとなったことが買い材料。うち、51%を占めるEC売上高の伸び率は15.8%増となった。Web会員数は前月比2382人増の23万0546人だった。

■UTホールディングス <2146> 639円  +10 (+1.6%)   本日終値
 UT <2146> [JQ]が3日ぶりに反発。日経新聞が12日付で「技術者派遣のUTホールディングスの2014年4~6月期は、連結営業利益が前年同期の約3.4倍にあたる3億円程度となったようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「半導体や自動車関連業界向けを中心に施工管理や設計開発の派遣需要が拡大した」という。売上高も26%増の83億円程度と大きく伸びたようで、12日発表予定の第1四半期決算発表を控え、好調な決算を期待した買いが向かった。

■テンアライド <8207> 339円  +5 (+1.5%)   本日終値
 11日、テンアライド <8207> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比74.5%増の8200万円に拡大したことが買い材料視された。物価の上昇に伴う原価率の増加や水光熱費、人件費といった経費が増えたことが足を引っ張ったものの、売上の改善が貢献した。4-9月期(上期)計画の2800万円に対する進捗率が292.9%となったことで、上期業績の上振れに期待した買いが向かった。

■サンワカンパニー <3187> 999円  +9 (+0.9%)   本日終値
 11日、サンワカンパ <3187> [東証M] が決算を発表。14年9月期第3四半期累計(13年10月-14年6月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の4億8600万円に急拡大して着地したことが買い材料。消費増税による反動減が想定内だったうえ、良品計画 <7453> とのキッチンの共同開発など顧客層の拡大に向けた施策が奏功し、35.2%の大幅増収を達成したことが寄与。通期計画の4億6800万円を既に3.8%上回ったことで、通期上振れを期待する買いが向かった。

■nms <2162> 422円  +2 (+0.5%)   本日終値
 11日、nms <2162> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の14.0%にあたる142万6500株(金額で6億円)を上限に、12日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNet-3」で自社株買い(買い付け価格は11日終値420円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。同時に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益が2900万円の黒字(前年同期は2900万円の赤字)に浮上したことも好感された。日立子会社の電源事業譲受などを背景に、製造受託(EMS)事業のセグメント損益が1億2100万円の黒字に転じたうえ、製造派遣などヒューマンソリューション事業の損失縮小が寄与した。

■カメイ <8037> 737円  +3 (+0.4%)   本日終値
 11日、カメイ <8037> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.03%にあたる35万株(金額で2億8000万円)を上限に、12日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNet-3」で自社株買い(買い付け価格は11日終値734円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■クラスターテクノロジー <4240> 662円  -77 (-10.4%)   本日終値
 11日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は赤字拡大で着地」が嫌気された。
 クラスター <4240> [JQG] が8月11日大引け後(16:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は2600万円の赤字(前年同期は700万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
  ⇒⇒クラスターテクノロジーの詳しい業績推移表を見る

■メディアフラッグ <6067> 529円  -51 (-8.8%) 一時ストップ安    本日終値
 11日に決算を発表。「今期経常を一転11%減益に下方修正」が嫌気された。
 メディアF <6067> [東証M] が8月11日大引け後(16:30)に決算を発表。14年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比25.7%減の5500万円に減り、従来の8.1%増益予想から一転して減益で着地。
  ⇒⇒メディアフラッグの詳しい業績推移表を見る

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