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【市況】15000円割れ後は雲上限辺りを意識/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 7日のNY市場は下落。ウクライナ情勢を巡るロシアと西欧諸国の対立や、イラク情勢の悪化が嫌気された。ダウ平均は75.07ドル安の16368.27、ナスダックは20.08ポイント安の4334.97。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の15010円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャップ・ダウンでのスタートとなる。ただし、日経平均は2ヶ月ぶりに節目の15000円割れが意識される一方で、政策期待などを背景に押し目拾いの好機となることも考えられる。売り一巡後は15000円処での底堅さを見極める展開にも。
 一目均衡表では再び雲上限を割り込み、ボリンジャーバンドでは-2σを下放れる格好になりそうである。トレンドは悪化傾向にあるが、15000円割れ後は雲上限が位置する15120円近辺までの戻りも意識しておきたいところか。また、13週線は15065円辺りに位置しており、終値でこれを上回っていれば、支持線としての機能が継続との見方に。14950-15150円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 15150円-下限 14950円

《TM》

 提供:フィスコ

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