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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月8日記)


 日経平均株価は、下値の目安となる1万5074円を割れた後に反発して、足型で「切り込み線」をつけています。

 現在の調整が日柄の短い動きで終わるなら、昨日の安値1万5061円が押し目になって、目先の価格が7月31日の高値1万5759円を試す動きになるはずです。

 目先の価格が下げて、1万5061円を割れるなら、現在の調整が日柄の長い動きになるという見方が有力になります。その場合、1万4830円(6月13日安値)前後、8月中旬頃まで調整を継続する公算が大きくなります。

 また、上昇を開始するには、はっきりとした押し目底のパターン(ダブル・ボトムのような底入れ型の動き)を形成する期間が必要になります(昨日の安値が押し目になるなら、すんなりと上げる展開が考えられますが、一段安になるなら、押し目底をつける過程でも日柄が必要になります)。

情報提供:パワートレンド=Power Trend
(「株探」編集部)

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