【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):バンナムHD、福島工業、スクリン、シスメックス
■バンナムHD <7832> 3,030円 +354 (+13.2%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
5日、バンナムHD <7832> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比22.1%増の176億円に伸びて着地したことが買い材料。コンテンツ事業において、国内のネットワークコンテンツと映像音楽コンテンツに加え、欧米のゲームソフトが好調に推移。国内のトイホビー事業で「機動戦士ガンダム」、「仮面ライダー鎧武/ガイム」などの定番IP(キャラクターなどの知的財産)商品や「妖怪ウォッチ」といった新規IP商品も伸び、15.7%の大幅増収を達成したことが寄与した。4-6月期の好調に伴い、上期(4-9月)の同利益を従来予想の200億円→250億円に25.0%上方修正。減益率が30.0%減→12.4%減に縮小する見通しとなった。
■福島工業 <6420> 1,951円 +208 (+11.9%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
5日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は7%増益で着地」が好感された。
福島工業 <6420> が8月5日大引け後(16:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比6.8%増の13.5億円に伸び、4-9月期(上期)計画の25.6億円に対する進捗率は52.9%に達し、5年平均の40.4%も上回った。
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■大日本スクリーン製造 <7735> 524円 +49 (+10.3%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
5日、スクリン <7735> が15年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の30億円→45億円に50.0%上方修正。増益率が14.5%増→71.8%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。北米の半導体受託製造大手など向けに洗浄装置を中心に半導体製造装置の受注が好調で、売上高が想定を4%上振れることが寄与する。部材見直しや海外調達の拡大によるコスト減、たな卸試算評価損の減少も利益を押し上げる。上期の好調に伴い、上期の増額分を上乗せする形で、通期の同利益を従来予想の90億円→105億円に16.7%上方修正。増益率が7.2%増→25.1%増に拡大する見通しとなったが、市場では一段の上振れ余地があるとの見方が強まった。
■シスメックス <6869> 4,320円 +375 (+9.5%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
5日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は68%増益で着地」が好感された。
シスメックス <6869> が8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比68.2%増の85億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の160億円に対する進捗率は53.2%に達し、5年平均の33.0%も上回った。
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■クボタ <6326> 1,406.5円 +115 (+8.9%) 本日終値 東証1部 上昇率7位
5日、クボタ <6326> が決算(米国会計基準)を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益が前年同期比6.6%増の533億円に伸びたことが買い材料。欧米で農業機械や建設機械の販売が伸びたうえ、円安による採算改善も寄与。農機・水環境部門が振るわなかった日本、主力市場のタイ・中国で農機が低迷したアジアの落ち込みを埋め、4-6月期として最高益を更新した。また、決算発表を受けて野村証券が5日付で投資判断を「バイ(買い)」で継続し、目標株価を1900円→1950円に増額したことも買いに拍車を掛けた。同証券では想定を上回る決算はポジティブと評価。欧米での販売好調や円安効果に加え、タイで米価底打ち感を背景に農機の在庫調整が進んでいるとも報告。
■出光興産 <5019> 2,285円 +172 (+8.1%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
5日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は47%増益で着地」が好感された。
出光興産 <5019> が8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比47.2%増の237億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の300億円に対する進捗率は79.1%に達し、4年平均の49.7%も上回った。
⇒⇒出光興産の詳しい業績推移表を見る
同時に発表した「北米LPG基地からブタン輸出を開始」も買い材料。
北米ファンデールLPG基地からブタン輸出を開始。シェールガス由来を含むLPGの輸出を2年前倒しで実施。
■ライト工業 <1926> 769円 +53 (+7.4%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
5日に決算を発表。「4-6月期(1Q)営業は黒字浮上で着地」が好感された。
ライト <1926> が8月5日大引け後(16:30)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結営業損益は5億2000万円の黒字(前年同期は5200万円の赤字)に浮上し、4-9月期(上期)計画の8億円に対する進捗率は65.0%となった。
⇒⇒ライト工業の詳しい業績推移表を見る
■日本マイクロニクス <6871> 7,400円 +510 (+7.4%) 本日終値
日本マイクロ <6871> [JQ]が急反発。日経新聞が6日付で「半導体検査器具大手、日本マイクロニクスの2013年10月~14年6月期の連結営業利益は、前年同期比4倍強の23億円程度になったもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると、スマートフォン需要の拡大を背景に、半導体メモリーの検査に用いる「プローブカード」の受注が好調で、売上高が210億円前後と5割程度増えたという。工場稼働率の向上や部材の調達先見直しによる採算改善も利益を押し上げた。第3四半期累計(10-6月)の経常利益の通期計画に対する進捗率は85%に達する計算となり、業績上振れに期待する買いが向かった。
■ジャックス <8584> 542円 +36 (+7.1%) 本日終値
5日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は12%増益で着地」が好感された。
ジャックス <8584> が8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比12.4%増の36.2億円に伸び、4-9月期(上期)計画の55億円に対する進捗率は65.9%に達し、5年平均の44.9%も上回った。
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■ダイキョーニシカワ <4246> 2,150円 +109 (+5.3%) 本日終値
5日に決算を発表。「上期経常を20%上方修正」が好感された。
⇒⇒ダイキョーニシカワの詳しい業績推移表を見る
株探ニュース
5日、バンナムHD <7832> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比22.1%増の176億円に伸びて着地したことが買い材料。コンテンツ事業において、国内のネットワークコンテンツと映像音楽コンテンツに加え、欧米のゲームソフトが好調に推移。国内のトイホビー事業で「機動戦士ガンダム」、「仮面ライダー鎧武/ガイム」などの定番IP(キャラクターなどの知的財産)商品や「妖怪ウォッチ」といった新規IP商品も伸び、15.7%の大幅増収を達成したことが寄与した。4-6月期の好調に伴い、上期(4-9月)の同利益を従来予想の200億円→250億円に25.0%上方修正。減益率が30.0%減→12.4%減に縮小する見通しとなった。
■福島工業 <6420> 1,951円 +208 (+11.9%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
5日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は7%増益で着地」が好感された。
福島工業 <6420> が8月5日大引け後(16:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比6.8%増の13.5億円に伸び、4-9月期(上期)計画の25.6億円に対する進捗率は52.9%に達し、5年平均の40.4%も上回った。
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■大日本スクリーン製造 <7735> 524円 +49 (+10.3%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
5日、スクリン <7735> が15年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の30億円→45億円に50.0%上方修正。増益率が14.5%増→71.8%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。北米の半導体受託製造大手など向けに洗浄装置を中心に半導体製造装置の受注が好調で、売上高が想定を4%上振れることが寄与する。部材見直しや海外調達の拡大によるコスト減、たな卸試算評価損の減少も利益を押し上げる。上期の好調に伴い、上期の増額分を上乗せする形で、通期の同利益を従来予想の90億円→105億円に16.7%上方修正。増益率が7.2%増→25.1%増に拡大する見通しとなったが、市場では一段の上振れ余地があるとの見方が強まった。
■シスメックス <6869> 4,320円 +375 (+9.5%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
5日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は68%増益で着地」が好感された。
シスメックス <6869> が8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比68.2%増の85億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の160億円に対する進捗率は53.2%に達し、5年平均の33.0%も上回った。
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■クボタ <6326> 1,406.5円 +115 (+8.9%) 本日終値 東証1部 上昇率7位
5日、クボタ <6326> が決算(米国会計基準)を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益が前年同期比6.6%増の533億円に伸びたことが買い材料。欧米で農業機械や建設機械の販売が伸びたうえ、円安による採算改善も寄与。農機・水環境部門が振るわなかった日本、主力市場のタイ・中国で農機が低迷したアジアの落ち込みを埋め、4-6月期として最高益を更新した。また、決算発表を受けて野村証券が5日付で投資判断を「バイ(買い)」で継続し、目標株価を1900円→1950円に増額したことも買いに拍車を掛けた。同証券では想定を上回る決算はポジティブと評価。欧米での販売好調や円安効果に加え、タイで米価底打ち感を背景に農機の在庫調整が進んでいるとも報告。
■出光興産 <5019> 2,285円 +172 (+8.1%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
5日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は47%増益で着地」が好感された。
出光興産 <5019> が8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比47.2%増の237億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の300億円に対する進捗率は79.1%に達し、4年平均の49.7%も上回った。
⇒⇒出光興産の詳しい業績推移表を見る
同時に発表した「北米LPG基地からブタン輸出を開始」も買い材料。
北米ファンデールLPG基地からブタン輸出を開始。シェールガス由来を含むLPGの輸出を2年前倒しで実施。
■ライト工業 <1926> 769円 +53 (+7.4%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
5日に決算を発表。「4-6月期(1Q)営業は黒字浮上で着地」が好感された。
ライト <1926> が8月5日大引け後(16:30)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結営業損益は5億2000万円の黒字(前年同期は5200万円の赤字)に浮上し、4-9月期(上期)計画の8億円に対する進捗率は65.0%となった。
⇒⇒ライト工業の詳しい業績推移表を見る
■日本マイクロニクス <6871> 7,400円 +510 (+7.4%) 本日終値
日本マイクロ <6871> [JQ]が急反発。日経新聞が6日付で「半導体検査器具大手、日本マイクロニクスの2013年10月~14年6月期の連結営業利益は、前年同期比4倍強の23億円程度になったもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると、スマートフォン需要の拡大を背景に、半導体メモリーの検査に用いる「プローブカード」の受注が好調で、売上高が210億円前後と5割程度増えたという。工場稼働率の向上や部材の調達先見直しによる採算改善も利益を押し上げた。第3四半期累計(10-6月)の経常利益の通期計画に対する進捗率は85%に達する計算となり、業績上振れに期待する買いが向かった。
■ジャックス <8584> 542円 +36 (+7.1%) 本日終値
5日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は12%増益で着地」が好感された。
ジャックス <8584> が8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比12.4%増の36.2億円に伸び、4-9月期(上期)計画の55億円に対する進捗率は65.9%に達し、5年平均の44.9%も上回った。
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■ダイキョーニシカワ <4246> 2,150円 +109 (+5.3%) 本日終値
5日に決算を発表。「上期経常を20%上方修正」が好感された。
⇒⇒ダイキョーニシカワの詳しい業績推移表を見る
株探ニュース