米株
【注目】話題株ピックアップ【夕刊】（3）：シグマクシス、高橋ウォール、パーカー、ＪＣＵ
■シグマクシス <6088> 869円 +150 (+20.9％) ストップ高 本日終値
シグマクシス <6088> [東証Ｍ]がストップ高。日経新聞が5日付で「(シグマクシスは)企業同士がサプライチェーン(供給網)の計画情報を共有するクラウドサービスを始めた」と報じたことが買い材料視された。報道によると、米デルモンテなど4万社が使うサービスを国内導入したもので、利用価格は月額500万程度から。販売現場の動向の共有により在庫を3割程度減らす効果が期待できるとあって、同サービスの普及による業績貢献に期待する買いが向かった。
■高橋ウォール <1994> 660円 +100 (+17.9％) ストップ高 本日終値
4日、高橋ウォール <1994> [ＪＱ] が14年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の3億3500万円→5億0300万円に50.1％上方修正。益率が4.9倍→7.4倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。旺盛なオフィスビルの建て替えを背景に、PCカーテンウォールの販売が想定より伸びた。工場の稼働率上昇による採算向上や単価改善、コスト抑制も利益を押し上げた。修正した上期予想の通期計画(6億5500万円)に対する進捗率が76.8％進捗に達するとあって、通期上振れを期待する買いが殺到した。
■パーカー <9845> 479円 +57 (+13.5％) 一時ストップ高 本日終値
4日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は90％増益で着地」が好感された。
パーカー <9845> [東証２] が8月4日大引け後(16:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比89.8％増の7.5億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の12.5億円に対する進捗率は60.7％に達し、4年平均の42.6％も上回った。
⇒⇒パーカーの詳しい業績推移表を見る
■ＪＣＵ <4975> 7,410円 +530 (+7.7％) 本日終値 東証１部 上昇率4位
4日、ＪＣＵ <4975> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比34.7％増の7.6億円に拡大して着地したことが買い材料。中国、台湾、韓国でプリント配線板用めっき薬品の販売が好調だったことが寄与。中国で自動車用めっき薬品の販売が伸びたことも増益に貢献した。第1四半期の好調に伴い、通期の同利益を30億円→36億円に20.0％上方修正。増益率が1.2％増→21.5％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。業績上振れに伴い、今期の年間期配当を130円→140円(前期は110円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが12.1倍→10.1倍に低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。
■ソフトブレーン <4779> 253円 +17 (+7.2％) 本日終値 東証１部 上昇率6位
4日、東証が5日売買分からソフトブレン <4779> に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50％以上［うち現金20％以上］とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■クレスコ <4674> 1,276円 +64 (+5.3％) 本日終値
4日、クレスコ <4674> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比53.8％増の4.4億円に拡大して着地したことが買い材料。ソフトウェア開発のセグメント利益(営業利益)が主力の金融分野や公共分野の好調で26.2％増に伸びたことが寄与した。組み込み型ソフトウェア開発事業も、通信システム分野やカーエレクトロニクス分野を中心に順調で2.5倍増益と急拡大した。
■大林道路 <1896> 562円 +23 (+4.3％) 本日終値
4日、大林道 <1896> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.1倍の6.8億円に急拡大して着地したことが買い材料。工事受注量の増加とアスファルト合材など製品販売量の確保に向けて注力したことが寄与した。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の3.23％にあたる150万株(金額で9億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は7日から11月30日まで。
■エストラスト <3280> 754円 +24 (+3.3％) 本日終値
4日、東証がエストラスト <3280> [東証Ｍ]を15日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料。7月25日に東証は市場1部または2部への市場変更を承認していたが、変更先の市場が確定していなかった。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。
■サイバーリンクス <3683> 4,050円 +20 (+0.5％) 本日終値
4日、サイバーリン <3683> [ＪＱ] が14年12月期上期(1-6月)の経常利益(非連結)を従来予想の2.7億円→3.6億円に35.2％上方修正したことが買い材料。上期の上方修正は5月7日に続き、2回目。ITクラウド事業で防災システムの工事が想定より進捗したうえ、流通食品向けシステムも伸びた。携帯電話端末の販売台数が予想を上回ったことも収益上振れに貢献した。上期業績の好調に伴い、通期の同利益も3.8億円→4.5億円に18.4％上方修正。増益率が10.5％増→30.8％増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。業績上振れに伴い、期末一括配当を33円→34円(前期は32円)に増額修正した。
■図研エルミック <4770> 452円 -100 (-18.1％) ストップ安 本日終値
4日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は赤字拡大で着地」が嫌気された。
エルミック <4770> [東証２] が8月4日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は4100万円の赤字(前年同期は3500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
⇒⇒図研エルミックの詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
ＤＭＰ <3652> 1,346円 +300 (+28.7％) ストップ高 本日終値
アクセルマーク <3624> 2,335円 +400 (+20.7％) ストップ高 本日終値
サイネックス <2376> 1,128円 +150 (+15.3％) ストップ高 本日終値
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
など、2銘柄
株探ニュース
シグマクシス <6088> [東証Ｍ]がストップ高。日経新聞が5日付で「(シグマクシスは)企業同士がサプライチェーン(供給網)の計画情報を共有するクラウドサービスを始めた」と報じたことが買い材料視された。報道によると、米デルモンテなど4万社が使うサービスを国内導入したもので、利用価格は月額500万程度から。販売現場の動向の共有により在庫を3割程度減らす効果が期待できるとあって、同サービスの普及による業績貢献に期待する買いが向かった。
■高橋ウォール <1994> 660円 +100 (+17.9％) ストップ高 本日終値
4日、高橋ウォール <1994> [ＪＱ] が14年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の3億3500万円→5億0300万円に50.1％上方修正。益率が4.9倍→7.4倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。旺盛なオフィスビルの建て替えを背景に、PCカーテンウォールの販売が想定より伸びた。工場の稼働率上昇による採算向上や単価改善、コスト抑制も利益を押し上げた。修正した上期予想の通期計画(6億5500万円)に対する進捗率が76.8％進捗に達するとあって、通期上振れを期待する買いが殺到した。
■パーカー <9845> 479円 +57 (+13.5％) 一時ストップ高 本日終値
4日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は90％増益で着地」が好感された。
パーカー <9845> [東証２] が8月4日大引け後(16:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比89.8％増の7.5億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の12.5億円に対する進捗率は60.7％に達し、4年平均の42.6％も上回った。
⇒⇒パーカーの詳しい業績推移表を見る
■ＪＣＵ <4975> 7,410円 +530 (+7.7％) 本日終値 東証１部 上昇率4位
4日、ＪＣＵ <4975> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比34.7％増の7.6億円に拡大して着地したことが買い材料。中国、台湾、韓国でプリント配線板用めっき薬品の販売が好調だったことが寄与。中国で自動車用めっき薬品の販売が伸びたことも増益に貢献した。第1四半期の好調に伴い、通期の同利益を30億円→36億円に20.0％上方修正。増益率が1.2％増→21.5％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。業績上振れに伴い、今期の年間期配当を130円→140円(前期は110円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが12.1倍→10.1倍に低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。
■ソフトブレーン <4779> 253円 +17 (+7.2％) 本日終値 東証１部 上昇率6位
4日、東証が5日売買分からソフトブレン <4779> に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50％以上［うち現金20％以上］とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■クレスコ <4674> 1,276円 +64 (+5.3％) 本日終値
4日、クレスコ <4674> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比53.8％増の4.4億円に拡大して着地したことが買い材料。ソフトウェア開発のセグメント利益(営業利益)が主力の金融分野や公共分野の好調で26.2％増に伸びたことが寄与した。組み込み型ソフトウェア開発事業も、通信システム分野やカーエレクトロニクス分野を中心に順調で2.5倍増益と急拡大した。
■大林道路 <1896> 562円 +23 (+4.3％) 本日終値
4日、大林道 <1896> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.1倍の6.8億円に急拡大して着地したことが買い材料。工事受注量の増加とアスファルト合材など製品販売量の確保に向けて注力したことが寄与した。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の3.23％にあたる150万株(金額で9億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は7日から11月30日まで。
■エストラスト <3280> 754円 +24 (+3.3％) 本日終値
4日、東証がエストラスト <3280> [東証Ｍ]を15日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料。7月25日に東証は市場1部または2部への市場変更を承認していたが、変更先の市場が確定していなかった。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。
■サイバーリンクス <3683> 4,050円 +20 (+0.5％) 本日終値
4日、サイバーリン <3683> [ＪＱ] が14年12月期上期(1-6月)の経常利益(非連結)を従来予想の2.7億円→3.6億円に35.2％上方修正したことが買い材料。上期の上方修正は5月7日に続き、2回目。ITクラウド事業で防災システムの工事が想定より進捗したうえ、流通食品向けシステムも伸びた。携帯電話端末の販売台数が予想を上回ったことも収益上振れに貢献した。上期業績の好調に伴い、通期の同利益も3.8億円→4.5億円に18.4％上方修正。増益率が10.5％増→30.8％増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。業績上振れに伴い、期末一括配当を33円→34円(前期は32円)に増額修正した。
■図研エルミック <4770> 452円 -100 (-18.1％) ストップ安 本日終値
4日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は赤字拡大で着地」が嫌気された。
エルミック <4770> [東証２] が8月4日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は4100万円の赤字(前年同期は3500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
⇒⇒図研エルミックの詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
ＤＭＰ <3652> 1,346円 +300 (+28.7％) ストップ高 本日終値
アクセルマーク <3624> 2,335円 +400 (+20.7％) ストップ高 本日終値
サイネックス <2376> 1,128円 +150 (+15.3％) ストップ高 本日終値
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
など、2銘柄
株探ニュース
