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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):任天堂、スパークス、沢田HD、東芝テック

■任天堂 <7974> 11,525円  -800 (-6.5%)   本日終値
 30日、任天堂 <7974> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は99.6億円の赤字(前年同期は148億円の黒字)に転落したことが売り材料。前年同期にあった為替差益169億円がなくなったことや、携帯型ゲーム「ニンテンドー3DS」のハードの販売台数が82万台(前年同期は140万台)と約4割減少したことが響いた。

■スパークス・グループ <8739> 232円  -15 (-6.1%)   本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は65%減益で着地」が嫌気された。
 スパークス <8739> [JQ] が7月30日大引け後(16:15)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比64.7%減の1億円に大きく落ち込んだ。
  ⇒⇒スパークス・グループの詳しい業績推移表を見る

■澤田ホールディングス <8699> 790円  -51 (-6.1%)   本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は33%減益で着地」が嫌気された。
 沢田HD <8699> [JQ] が7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比32.5%減の15.5億円に落ち込んだ。
  ⇒⇒澤田ホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■東芝テック <6588> 683円  -42 (-5.8%)   本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は4%減益で着地」が嫌気された。
 東芝テック <6588> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.4%減の32.9億円に減り、4-9月期(上期)計画の110億円に対する進捗率は29.9%にとどまり、5年平均の38.5%も下回った。
  ⇒⇒東芝テックの詳しい業績推移表を見る

■TBSHD <9401> 1,204円  -74 (-5.8%)   本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は23%減益で着地」が嫌気された。
 TBSHD <9401> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比23.1%減の43.9億円に減り、4-9月期(上期)計画の59億円に対する進捗率は5年平均の85.8%を下回る74.6%にとどまった。
  ⇒⇒TBSHDの詳しい業績推移表を見る

■日本冶金工業 <5480> 326円  -19 (-5.5%)   本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は赤字転落で着地」が嫌気された。
 冶金工 <5480> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1.8億円の赤字(前年同期は9.9億円の黒字)に転落した。
  ⇒⇒日本冶金工業の詳しい業績推移表を見る

■エイチ・アイ・エス <9603> 3,255円  -100 (-3.0%)   本日終値
 30日、HIS <9603> が200億円の新株予約権付社債(転換社債=CB)を海外市場で発行すると発表したことが嫌気された。調達資金は、約62億円を予約システムの開発や改修などの旅行事業の関連に充てるほか航空機材の調達に約40億円、ハウステンボスのホテル建設に約23億円をそれぞれ充当する。転換価格は4697円で、発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は6.57%になる見込みで、将来的な株式価値の希薄化や株式需給の悪化を警戒する売りが向かった。

■日本高周波鋼業 <5476> 116円  +11 (+10.5%)   本日終値  東証1部 上昇率4位
 30日、高周波 <5476> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結営業利益は前年同期比2.1倍の1億8100万円に急拡大。併せて、上期の同損益を従来予想の3000万円の赤字→1億4000万円の黒字(前年同期は1億3300万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなったことが買い材料。ニッケルなどの原燃料価格や電力料金の上昇といったコストアップがあるものの、販売価格の改善や高付加価値製品の拡大、コストダウン活動などが寄与する。

■インヴァスト証券 <8709> 1,028円  +57 (+5.9%)   本日終値
 30日、インヴァスト <8709> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の3.4%にあたる20万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。買い付け期間は31日から12月31日まで。併せて発行済み株式数の7.9%にあたる自社株50万7000株を8月15日に消却すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。同時に決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は4.9億円の赤字(前年同期は4.4億円の黒字)に転落したが、特に売り材料視はされなかった。

■SHOEI <7839> 1,647円  +48 (+3.0%)   本日終値
 30日、SHOEI <7839> [東証2] が決算を発表。14年9月期第3四半期累計(13年10月-14年6月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の21.4億円に急拡大して着地したことが買い材料。主力の欧州向けを中心にヘルメット販売が好調で、27.2%の大幅増収を達成したことが寄与。円安による収益押し上げ効果や新製品投入なども大幅増益に貢献した。第3四半期好調に伴い、通期の同利益を20億円→25.5億円に27.5%上方修正。増益率が54.0%増→96.3%増に拡大する見通しとなった。業績上振れに伴い、期末一括配当を45円→58円(前期は29円)に増額修正した。

●ストップ高銘柄
 フェリシモ <3396> 1,685円  +300 (+21.7%) ストップ高    本日終値
 エイティング <3785> 3,005円  +503 (+20.1%) ストップ高    本日終値
 パシフィックネット <3021> 692円  +100 (+16.9%) ストップ高    本日終値
 DMP <3652> 746円  +100 (+15.5%) ストップ高    本日終値
 アスカネット <2438> 11,300円  +1,500 (+15.3%) ストップ高    本日終値
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 など、1銘柄

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