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【市況】4-6月期米GDP成長は急回復、次の注目は明日(8月1日)発表の7月米雇用統計!


4-6月期米GDPは市場予想の3.0%(直前に3.2%)を上回る前期比年率4.0%成長。1-3月期GDPも-2.9%から-2.1%に修正され、上期の成長率は+0.9%。米商務省は13年下期を+3.4%から+4.0%に上方修正も行い、力強かった13年下期のトレンドに戻る印象を与えた。FOMCは予定通り債券買い入れ額を100億ドル減額、250億ドルとした。文言は労働市場の緩みへの懸念を示し、ほとんど変わらなかったが、インフレ率が2%以下で推移する可能性が後退したとしている。

これを受け、市場は次回FOMC(9/16-17)より、8月下旬のジャクソンホール会合に関心を強めている。大きな金融政策方針の変更が示された実績があり、それに向けた「ゼロ金利無用」論の高まりが注目ポイントになる。次の注目は明日の雇用統計。先行の7月ADP民間雇用者数は21.8万人増。市場予想の23万人増を下回ったが、4ヵ月連続の20万人超を評価する動き。

《MK》

 提供:フィスコ

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