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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):CSロジ、青山財産、イクヨ、インフォコム

■シーエスロジネット <2710> 463円  +80 (+20.9%) ストップ高    本日終値
 18日、CSロジ <2710> [JQ]が親会社の電子部品メーカーのテクタイト(非上場)、韓国のLED照明メーカーの東部ライテックと合弁会社を設立すると発表したことが買い材料。東部ライテックは幅広いLED照明関連製品を手掛け、高輝度LEDでアクリル板の面全体を均一に発光させるデザイン性に優れる「ルミシート」を開発し、日本国内でも看板、店舗内装などで導入が進んでいる。同社の販売ルートや物流加工に関するノウハウ、テクタイトの電子機器・電子製品の開発製造販売における技術・ノウハウなどを活用し、東部ライテックのLED照明とルミシートを拡販する。3社合弁による相乗効果に期待する買いが向かった。

■青山財産ネットワークス <8929> 575円  +80 (+16.2%) ストップ高    本日終値
 18日、青山財産 <8929> [東証M] が14年12月期上期(1-6月)の連結経常損益を従来予想の2900万円の黒字→1億8000万円の黒字(前年同期は700万円の赤字)に6.2倍上方修正したことが買い材料。財務コンサルティングの収益が計画を上回ったうえ、販売用不動産の売却完了もあって売上高が49.0%と大幅上振れしたことが寄与した。上期経常利益の通期計画に対する進捗率が72%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。

■イクヨ <7273> 159円  +16 (+11.2%)   本日終値
 18日、イクヨ <7273> [東証2] が15年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の8200万円→1億9300万円に2.4倍上方修正。従来の56.6%減益予想から一転して2.1%増益見通しとなったことが買い材料。慎重にみていた自動車メーカーからの受注が消費増税後も好調で、売上が計画を14.2%も上回ることが利益を押し上げる。上期増額分を上乗せする形で、通期の同利益も2億3300万円→3億4400万円に47.6%上方修正。減益率が61.0%減→42.5%減に縮小する見通しとなった。前日終値ベースの予想PERが10.7倍→7.2倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■インフォコム <4348> 992円  +50 (+5.3%) 一時ストップ高    本日終値
 インフォコム <4348> [JQ]が一時150円ストップ高の1092円まで上昇。日経新聞が22日付で「日本の公衆無線LAN(構内情報通信網)サービスを切り開いた真野浩氏(54)が、ジャスダック上場の情報システム会社インフォコムなどと組み、米シリコンバレーに新会社を設立する」と報じたことが買い材料視された。報道によると、米国の大学とも連携して、情報・通信機器だけでなくあらゆるモノをネットにつなげる「IoT(インターネット・オブ・シングス)」において新ビジネス創出を目指すという。ビッグデータ分野で注目される「IoT」での新事業創出による同社の業容拡大に期待する買いが殺到した。

■ウッドフレンズ <8886> 1,831円  +92 (+5.3%)   本日終値
 18日、ウッドF <8886> [JQ] が決算を発表。14年5月期の連結経常利益は前の期比19.8%減の5.6億円になったが、続く15年5月期は前期比30.7%増の7.3億円に拡大する見通しとなったことが買い材料。今期は下期を中心に住宅販売などが伸び、16.2%の大幅増収を見込む。業績回復に伴い、今期の年間配当は前期比37円増の62円に大幅増配する方針を示した。前日終値ベースの予想PERが13.8倍→5.6倍に急低下する一方、配当利回りが3.6%に上昇し割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■丸和運輸機関 <9090> 3,790円  +140 (+3.8%)   本日終値
 18日、丸和運機関 <9090> [東証2]が9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■コムチュア <3844> 2,075円  +64 (+3.2%)   本日終値
 コムチュア <3844> が3日ぶりに大幅反発。日経新聞が19日付で「コムチュアの2014年4~6月期は、連結営業利益が前年同期比約1割増の1億7000万円強となったようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると、クラウドシステムや地銀向けシステムの構築が好調で、売上高が約2割増の22億円程度に伸び、人件費増をこなして4-6月期として過去最高益を更新したもよう。なお、15年3月期通期については営業利益は従来予想の前期比12%増の11億円を据え置く公算が大きいとしている。

■enish <3667> 1,370円  -201 (-12.8%)   本日終値  東証1部 下落率トップ
 18日、enish <3667> が、14年12月期(1-6月)の経常利益(非連結)を従来予想の4.7億円→2.1億円に54.3%下方修正。減益率が34.5%減→70.1%減に拡大する見通しとなったことが売り材料。既存タイトル(ブラウザアプリ)のカードバトルゲーム「ドラゴンタクティクス」と「魁!!男塾~連合大闘争編~」の売上が予想を大きく下回ったうえ、新規タイトル(ネイティブアプリ)のリリース遅延も加わり、売上が計画を12.2%下振れたことが響いた。広告宣伝費の抑制などコストコントロールを行ったが、売上の落ち込みを補い切れなかった。上期業績の不振に伴い、14年12月期の経常損益を従来予想の13.5億円の黒字→トントン(前期は10.7億円の黒字)に下方修正した。第3四半期以降の新規タイトル投入は従来予定の3タイトルから1タイトルへの絞り込みを想定している。

■オリエンタルチエン工業 <6380> 183円  -9 (-4.7%)   本日終値
 18日、東証と日証金がオリチェン <6380> [東証2]について22日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■明豊エンタープライズ <8927> 109円  -4 (-3.5%)   本日終値
 18日、明豊エンタ <8927> [JQ] が14年7月期の連結経常利益を従来予想の3億円→1億2400万円(前期は2億4000万円)に58.7%下方修正し、一転して48.3%減益見通しとなったことが売り材料。今期に販売を予定していた案件や、大型の仲介案件が次期以降にズレ込んだことによる売上高の減少が響く。

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