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【市況】NY金:続落で1306.70ドル、欧州信用懸念の後退で売りが継続


NY金は続落(COMEX金8月限終値:1306.70 ↓30.70)。ポルトガルのエスピリト・サント銀行の財務懸念が後退し、欧州の信用懸念再燃への警戒が弱まったことを受けて、安全資産としての買いから転じた売りが継続した。時間外取引から売りが先行しており、通常取引では寄り付近の1316.60ドルが高値となり、一時1302.20ドルまで下落した。

その後、いったん買い戻しもみられたが、欧米株高となる状況に、1310ドル辺りからは上げ渋り、それ以降は1306ドル前後での推移となった。15日にイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控え、警戒感も一応あったと思われる。

《KO》

 提供:フィスコ

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