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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):シグマ光機、ディアライフ、アズジェント、イワキ

■シグマ光機 <7713> 1,090円  +150 (+16.0%) ストップ高    本日終値
 7日、シグマ光機 <7713> [JQ] が決算を発表。14年5月期の連結経常利益は前の期比74.6%増の4億8900万円に伸びて着地。続く15年5月期も前期比61.6%増の7億9000万円に拡大する見通しとなったことが買い材料。今期は半導体検査装置やレーザー加工機向けの光学部品などが伸び、14.1%増収を見込む。生産体制の効率化などによるコスト削減も利益を押し上げる。

■ディア・ライフ <3245> 745円  +100 (+15.5%) ストップ高    本日終値
 7日、ディアライフ <3245> [東証M]が株主優待制度を新設すると発表したことが好感された。9月30日現在の100株(1単元)以上を保有する株主を対象に、一律2000円分のQUO(クオ)カードを贈呈する。投資魅力を高めて、中長期での株式保有を促す。

■アズジェント <4288> 905円  +113 (+14.3%) 一時ストップ高    本日終値
 アズジェント <4288> [JQ]が急反騰。日経新聞が8日付で「アズジェントは使い捨てのパスワード『ワンタイムパスワード』を提供する製品を販売する」と報じたことが買い材料視された。報道によると、ウェブサービス事業者やインターネットバンキングを提供する金融機関などにワンタイムパスワード製品を販売し、顧客に利用を促すという。パスワードの使い回しによる不正ログイン被害の増加を背景に、ワンタイムパスワードの導入ニーズは高まっており、同社製品の販売拡大に期待する買いが向かった。

■イワキ <8095> 238円  +29 (+13.9%)   本日終値  東証1部 上昇率2位
 7日、イワキ <8095> が14年11月期第2四半期累計(13年12月-14年5月)の連結経常利益を従来予想の4.3億円→5.8億円(前年同期は5.5億円)に35.1%上方修正し、一転して4.1%増益見通しとなったことが買い材料。医薬品事業で、政府が進める後発医薬品使用促進策を背景にジェネリック医薬品市場の拡大傾向が続き、主力の外皮用剤を中心に大幅に伸長したことが利益を押し上げた。

■日本ライフライン <7575> 799円  +19 (+2.4%)   本日終値
 7日、日本ライフL <7575> [JQ]が心臓ペースメーカの新商品「REPLY200(リプライ200)」の薬事承認を4日に取得したことを受け、8月1日より販売を開始すると発表したことが買い材料視された。呼吸の状態を把握する機能を搭載し、潜在的な睡眠時無呼吸症候群の早期発見につなげられる。また、本体サイズが世界最小クラスであることと、長寿命という特長を併せ持つ。心臓ペースメーカを使用する患者や医療現場に対し、心臓循環器領域の合併症への最適な治療や管理を提供できるとしている。

■ブイ・テクノロジー <7717> 3,800円  +75 (+2.0%)   本日終値
 Vテク <7717> が反発。日経産業新聞が8日付で「液晶製造装置メーカーのブイ・テクノロジーは、スマートフォン(スマホ)などに組み込むタッチパネルで、中核部材の製造コストを4分の1に抑える新技術を開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると、同業のアルバック <6728> などと協力して開発した新製法は、液晶パネルの工程の1部に組み込まれるもので、タッチパネルを別途調達する費用などが不要となる。この技術をもとに、液晶メーカーの工場内に専用装置を設置する生産受託事業に参入するという。タッチパネルの製造受託による安定収益源の確保に期待する買いが向かった。

■SBSホールディングス <2384> 601円  +13 (+2.2%)   本日終値
 7日に発表した「子会社が印の国際物流会社を子会社化」が買い材料。
 アジア地域統括会社であるシンガポールの子会社がインドに本拠を置く国際物流会社Transpoleの株式を取得し子会社化。

■フライングガーデン <3317> 657円  +8 (+1.2%)   本日終値
 7日に発表した「6月の既存店売上高は前年比1.8%増」が買い材料。

■JBイレブン <3066> 818円  +9 (+1.1%)   本日終値
 7日に発表した「6月の既存店売上高は前年比2.6%増」が買い材料。

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