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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ミタチ産業、BSC、長野日無、カスミ

■ミタチ産業 <3321> 591円  -34 (-5.4%)   本日終値  東証1部 下落率4位
 4日、ミタチ産業 <3321> が決算を発表。14年5月期の連結経常利益は前の期比8.4%増の8.8億円に伸びたが、続く15年5月期は前期比9.9%減の8億円に減る見通しとなったことが売り材料。今期は車載機器やアミューズメント向けの電子部品は堅調なものの、光半導体の受託生産の終了が響く。コンセンサス予想では今期は1割増の10億円程度が見込まれていただけに、ネガティブサプライズとして受け止められた。

■富士通ビー・エス・シー <4793> 892円  -30 (-3.3%)   本日終値
 4日、BSC <4793> [JQ]が、売上精査の過程で従業員による約10億円の架空売上の計上と架空売上への原価付け替えの疑いが明らかになったと発表したことが嫌気された。近日中に外部の専門家で構成される第三者委員会を設置し、不正行為の全容解明と発生原因の追及、再発防止策の策定などを行う。現時点での業績に与える影響は不明なものの、14年3月期以前の過年度決算について修正の可能性があるとしている。

■長野日本無線 <6878> 397円  -8 (-2.0%)   本日終値
 4日、東証と日証金が長野日無 <6878> [東証2]について7日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。

■カスミ <8196> 758円  +17 (+2.3%)   本日終値
 4日に決算を発表。「上期経常を25%上方修正」が好感された。
 カスミ <8196> が7月4日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比71.1%増の21.4億円に拡大した。
  ⇒⇒カスミの詳しい業績推移表を見る

■カイオム <4583> 1,595円  -34 (-2.1%)   本日終値
 4日に発表した「固定資産の譲渡で特損148・7万円計上」が売り材料。

■デジタルアドベンチャー <4772> 38円  +2 (+5.6%)   本日終値
 4日に発表した「KNTV社を持分法適用関連会社化」が買い材料。
 韓国エンターテインメント総合チャンネル「KNTV」の有料放送を主力とするKNTV社の株式10.89%を取得し、持分法適用関連会社化。

■ピックルス <2925> 804円  -44 (-5.2%)   本日終値
 4日に決算を発表。「3-5月期(1Q)最終は73%減益で着地」が嫌気された。
 ピックルス <2925> [JQ] が7月4日大引け後(15:50)に決算を発表。15年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終利益は前年同期比73.3%減の8000万円に大きく落ち込み、3-8月期(上期)計画の4億2500万円に対する進捗率は18.8%にとどまり、5年平均の37.5%も下回った。
  ⇒⇒ピックルスの詳しい業績推移表を見る

■ワンダコーポ <3344> 997円  +23 (+2.4%)   本日終値
 4日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は黒字浮上で着地」が好感された。
 ワンダコーポ <3344> [JQ] が7月4日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は1.7億円の黒字(前年同期は1.3億円の赤字)に浮上した。
  ⇒⇒ワンダコーポの詳しい業績推移表を見る

■ルネサンス <2378> 917円  +12 (+1.3%)   本日終値
 5日付の朝刊で「自治体向けに認知症予防プログラムの提供を始める」と一部報じられたことが買い材料視された。

●ストップ高銘柄
 松尾電機 <6969> 175円  +50 (+40.0%) ストップ高    本日終値
 エルナー <6972> 305円  +80 (+35.6%) ストップ高    本日終値
 アピックヤマダ <6300> 208円  +50 (+31.7%) ストップ高    本日終値
 チノー <6850> 337円  +80 (+31.1%) ストップ高    本日終値
 パルステック工業 <6894> 231円  +50 (+27.6%) ストップ高    本日終値
 など、14銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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