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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):HIOKI、日精線、ファルコSD、AMI

■HIOKI <6866> 1,728円  +116 (+7.2%)   本日終値
 3日、HIOKI <6866> が14年12月期の連結経常利益を従来予想の14億円→19.8億円に41.4%上方修正。増益率が69.5%増→2.4倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。電子部品や自動車業界向けに電気測定器の販売が想定より伸び、売上が計画を上回ることが寄与する。業績上振れに伴い、年間配当を20円→30円(前期は20円)に増額修正した。

■日本精線 <5659> 502円  +22 (+4.6%)   本日終値
 日精線 <5659> が大幅高。日経新聞が4日付で「ステンレス鋼線最大手の日本精線は、強度や耐熱性などが従来より約1割近く高いばね材を開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「ステンレス鋼線は金網やネジなどに加工され、建材用のほか自動車や家電にも使う」という。自動車や航空機のエンジン周辺で使われるばね部品などの需要を見込むとしており、業績への貢献を期待する買いが向かった。

■ファルコSD <4671> 1,241円  +15 (+1.2%)   本日終値
 3日、ファルコSD <4671> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.0%にあたる35万株(金額で4億5500万円)を上限に、4日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNet-3」で自社株買い(買い付け価格は3日終値1226円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■アドバンスト・メディア <3773> 1,357円  +4 (+0.3%)   本日終値
 3日、AMI <3773> [東証M]が、米アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod touch」を利用した物流業界向けウェアラブル型ボイスピッキングシステム「Amivoice iPicking(アミボイス アイピッキング)」をサトーHD <6287> 傘下のサトーと共同開発したと発表したことが買い材料。 ボイスピッキングシステムは、音声認識を活用した音声指示と音声確認によるピッキング方式で、物流現場での作業効率の向上やミスの防止に寄与するが、十数万円を超える端末の初期導入コストの高さや端末の重さ、画面操作の複雑さなどが導入するうえで妨げとなっていた。両社が共同開発したシステムは、低価格、軽量かつユーザーフレンドリーな操作性などを兼ね備える。端末価格は従来の5分の1以下に抑えることが可能とあって、同システムの普及による収益貢献に期待する買いが向かった。

■中山製鋼所 <5408> 86円  +4 (+4.9%)   本日終値
 4日付の朝刊で「社長が『電炉再編は不可避。提携は独立系以外を想定』と語った」と一部報じられたことが買い材料視された。

■乃村工藝社 <9716> 907円  +21 (+2.4%)   本日終値
 4日付の朝刊で「3-5月営業益は19%増の20億円超の模様」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ホテル、ニューグランド <9720> 561円  +14 (+2.6%)   本日終値
 3日に決算を発表。「ニューグランド、上期経常は44%減益・通期計画を超過」が好感された。
 ⇒⇒ホテル、ニューグランドの詳しい業績推移表を見る

■TDK <6762> 4,850円  +70 (+1.5%)   本日終値
 4日付の朝刊で「スマホの無線給電部品を開発」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ソニー <6758> 1,720円  +24 (+1.4%)   本日終値
 4日付の朝刊で「電子ペーパー活用の教育システムを販売」と一部報じられたことが買い材料視された。

■マツダ <7261> 493円  +6 (+1.2%)   本日終値
 4日付の朝刊で「6月の中国新車販売は37%増」と一部報じられたことが買い材料視された。

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