【市況】(中国)大連の地場銘柄や港湾株が大幅高、経済新区の設立承認で
中国本土市場で、大連市(遼寧省)の地場銘柄や港湾株が大幅高。中国国務院(内閣に相当)が2日、大連金普新区の設立を承認したと発表したことが買い材料視されている。大連金普新区はこれにより、東北地域で唯一の国家クラスの経済新区となる。
このほか、中国の習近平国家主席がきょう3日、韓国を初訪問することも買い手掛かりになっているもよう。中国外交部の発表によれば、習主席は訪韓中にパク・クネ大統領と首脳会談を行い、貿易や金融などに関する覚書を交わす運びだ。
大連港(601880/CH)がストップ高を演じているほか、コングロマリットの大連国際(000881/CH)などが上昇。港湾株では、日照港(600017/CH)や営口港(60317/CH)などが高い。
《NT》
提供:フィスコ