【市況】(香港)ハンセン指数が一段高、本土株高を受けてザラ場の年初来高値に接近
連休明け2日の香港市場でハンセン指数が一段高。日本時間午前11時25分現在、前営業日比1.04%(242.03ポイント)高の23432.75で推移している。中国本土市場が朝安後に切り返す動きとなっていることが支援材料。ハンセン指数は一時23460近辺まで上昇し、1月2日に付けた取引時間中の年初来高値(23469.33)に接近している。
香港市場では朝方から買いが先行。前日発表された中国の6月製造業購買担当者景気指数(PMI)が上昇したことや、これを受けた米国株高が好感されている。また、香港ドル相場の上昇により、資金流入期待も高まっているようだ。
なお、前日には香港ドルの対米ドル相場が許容変動幅の上限(1米ドル=7.75HKドル)まで上昇。香港ドル高の進行を抑制するため、中央銀行に当たる香港金融管理局(HKMA)は約1年半ぶりに為替介入を行っている。央銀行に当たる香港金融管理局(HKMA)は約1年半ぶりに為替介入を行っている。
《NT》
提供:フィスコ