【注目】話題株ピックアップ【夕刊】（1）：ブロッコリー、三機工、平和堂、サイバダイン

■ブロッコリー <2706> 1,369円　 +219 (+19.0％) 一時ストップ高 　　　本日終値
　26日、ブロッコリー <2706> [ＪＱ]がiPhone向けに「うたの☆プリンスさまっ♪」のゲームアプリ「うた☆プリアイランド」の配信を始めたと発表したことが買い材料。配信と同時に「うたの☆プリンスさまっ♪」のファンが殺到したことでダウンロードも困難な状態になったと伝わっており、大型タイトルへの成長に期待する買いが向かった。なお、Android版も事前登録を受け付け中で順次投入の予定。

■三機工業 <1961> 772円　 +52 (+7.2％)　　　本日終値　 東証１部 上昇率4位
　26日、三機工 <1961> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.05％にあたる200万株(金額で17億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は27日から9月30日まで。

■平和堂 <8276> 1,558円　 +66 (+4.4％)　　　本日終値　 東証１部 上昇率9位
　26日、平和堂 <8276> が決算を発表。15年2月期の連結経常利益を従来予想の138億円→144億円に4.3％上方修正。従来の横ばい予想から一転して4.3％増益を見込み、一気に7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。消費増税前の駆け込み需要に対する反動減が想定を下回ったことが上振れの主因。

■ＣＹＢＥＲＤＹＮＥ <7779> 10,290円　 -830 (-7.5％)　　　本日終値
　26日、東証と日証金がサイバダイン <7779> [東証Ｍ]について27日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の50％以上(うち現金を20％以上)→70％以上(うち現金を40％以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50％(うち現金を20％)→70％(うち現金を40％)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。

■ゲンキー <2772> 3,020円　 +69 (+2.3％)　　　本日終値
　26日、ゲンキー <2772> が14年6月度の月次営業速報を発表。売上高が前年同月比9.4％増と9ヵ月連続増加となったことが買い材料。介護おむつなどについて、買い控えの影響が少なかったことや、期間特売・単品ポイント販促の実施などが奏功し、増税後にも関わらず好調に推移した。また。売場を拡充した菓子パンについても、安定した上昇を続けている。

■ＣＦＳコーポレーション <8229> 514円　 +9 (+1.8％)　　　本日終値
　ＣＦＳ <8229> が急反発。日経新聞が27日付で「ＣＦＳコーポレーションの2014年3～5月期は、単独経常利益が前年同期比約5割増の6億5000万円程度となったようだ」と報じたことが好感された。報道によると、消費増税に伴う駆け込み需要で3月に化粧品や日用品の売上が増えたうえ、4月以降の反動減も食品や調剤の伸びでカバーして増益を確保したという。懸念された消費増税の影響を跳ね返して大幅増益が見込まれるとあって、通期業績の上振れ期待が高まった。

■クルーズ <2138> 4,335円　 +120 (+2.9％)　　　本日終値
　27日朝、中国ゲーム開発会社Gosu Groupと業務提携したと発表したことが買い材料。また26日、台湾発ファストファッションブランド「東京著衣」が手掛ける『Toki Choi』をショッピングサイトで取り扱い開始したと発表したことも好感された。

株探ニュース