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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):3DM、コロプラ、リブセンス、JALCO

■3DM <7777> 4,780円  +700 (+17.2%) ストップ高    本日終値
 12日、3DM <7777> [JQG] が決算を発表。14年4月期の連結最終損益は15.2億円の赤字(前の期は9.7億円の赤字)に赤字幅が拡大したものの、続く15年4月期は35.6億円の黒字に浮上を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は欧州など海外や国内での吸収性局所止血材「TDM-621」の販売開始を見込み、売上高が前期比97倍の104億円に急拡大する見通し。

■コロプラ <3668> 3,000円  +174 (+6.2%)   本日終値
 12日に発表した「『ほしの島のにゃんこ』が200万DL突破」が買い材料。
 島づくりシミュレーションゲーム「ほしの島のにゃんこ」が9日付で累計200万ダウンロードを突破。

■リブセンス <6054> 1,219円  +70 (+6.1%)   本日終値
 12日、リブセンス <6054> が米国に子会社を設立すると発表したことが買い材料。インターネット関連サービスの先進国である米国で、市場の調査研究や現地ビジネスネットワークの構築、新サービスの開発を行い、海外での事業展開に弾みをつける。ネットビジネスの先端トレンドの取り込みによる新領域の開拓に期待する買いが向かった。

■東海ゴム工業 <5191> 1,054円  +29 (+2.8%)   本日終値
 SMBC日興証券が12日付で東海ゴ <5191> の投資判断を「3(弱気)→2(中立)」に引き上げ、目標株価を1000円→1100円に増額したことが買い材料視された。リポートによると、従来は過去に実施したM&Aによる期待収益が大きく下回り続けたため、業績の不安定材料となり、既存事業の成長を阻害する格好になっていたが、M&A事業の赤字縮小は利益貢献ともなるため、連結業績の大きな増益ファクターとなりつつある。また、同社は10月1日から社名を「住友理工」に変更し、住友電工グループの一社としてビジネス展開、求人活動の活発化が期待される。

■JALCO <6625> 234円  +50 (+27.2%) ストップ高    本日終値
 12日に決算を発表。「今期最終は黒字浮上へ」が好感された。
 JALCO <6625> [JQ] が6月12日大引け後(16:20)に決算を発表。14年3月期の連結最終損益は4億9600万円の赤字(前の期は3億4200万円の赤字)に赤字幅が拡大したが、15年3月期は8000万円の黒字に浮上する見通しとなった。
  ⇒⇒JALCOの詳しい業績推移表を見る

■石井表記 <6336> 897円  +150 (+20.1%) ストップ高    本日終値
 12日、石井表記 <6336> [東証2] が決算を発表。15年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常損益は3億5200万円の黒字(前年同期は1億2300万円の赤字)に浮上して着地したことが買い材料。利益率の高い液晶向け配向膜塗布インクジェット装置やパチスロ機向けディスプレーなどの販売が伸び、収益を大きく押し上げた。第1四半期だけで早くも通期計画の2億9100万円を21%も上回っていることから、通期上振れを期待する買いが殺到した。

■ジーンテクノサイエンス <4584> 2,329円  +227 (+10.8%)   本日終値
 12日、ジーンテクノ <4584> [東証M]が核酸医薬品開発プラットフォームの事業化を目的に、ジーンデザインと共同事業契約を結んだと発表したことが買い材料。ジーンデザインの核酸医薬品製造技術と同社の配列設計ノウハウを融合し、新たな核酸医薬品開発プラットフォームを提供する。具体的には、大学や公的研究機関のニーズに応じた核酸医薬品を設計・提供するとともに、製薬企業への出口戦略についても支援を行い、設計・提供から得られる収益だけでなく、製薬企業からのライセンス収入の獲得にもつなげていく考え。共同事業による将来的な業績貢献に期待する買いが向かった。

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