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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):オンキヨー、ミサワ、サーラ住宅、ルネサス

■オンキヨー <6628> 145円  +6 (+4.3%)   本日終値
 10日、オンキヨー <6628> [JQ]が保有するティアック株2603万株を売却すると発表したことが買い材料。ティアック株の保有比率は発行済み株式数の10%→1%に低下するが、資本・業務提携は継続する。売却金額は未定だが、15年3月期に特別利益が発生する見通し。資産効率化や財務体質の強化、調達資金の活用による事業展開の加速などに期待する買いが向かった。また、一部報道が11日付で「独シーメンス傘下で補聴器などを製造・販売するシーメンスヒヤリングインスツルメンツと、運動時にも使いやすいイヤホンなど音響機器の共同開発で基本合意した」と報じたことも支援材料。

■ミサワ <3169> 1,475円  +61 (+4.3%)   本日終値
 ミサワ <3169> [東証M]が大幅反発。日経新聞が11日付で「家具店『unico』を展開するミサワの2014年2~4月は、連結経常利益が前年同期比3倍強の2億7000万円程度になったもようだ。四半期としては過去最高となる」と報じたことが買い材料視された。報道によると、主力の20-30代向けの家具が好調で、消費増税前の駆け込み需要が顕在化したうえ、前年のフィリピン工場の一部操業停止の反動もあって利益の伸びが大きくなったという。会社側の15年1月期の通期計画6億0500万円に対する進捗率が第1四半期(2-4月)だけで約45%に達するとあって、業績上振れを期待する買いが向かった。

■サーラ住宅 <1405> 849円  +13 (+1.6%)   本日終値
 10日、サーラ住宅 <1405> [東証2] が決算を発表。14年10月期上期(13年11月-14年4月)の連結経常利益が前年同期比5.6%増の7.3億円に伸び、従来の9.0%減益予想から一転して増益で上振れ着地したことが買い材料。省エネ型注文住宅やスマートハウス分譲住宅などの販売が堅調だったことが寄与。住宅部資材事業でのコスト削減も増益確保に貢献した。通期計画の10.9億円に対する進捗率が67.1%に達したことで、通期上振れを期待する買いが向かった。

■ルネサス <6723> 824円  +28 (+3.5%)   本日終値
 11日朝に発表した「液晶半導体子会社ルネサスエスピードライバを米シナプティクスの子会社に売却」が買い材料。

■三菱重工業 <7011> 641円  +20 (+3.2%)   本日終値
 11日付の朝刊で「エネルギー・環境部門の営業利益を18年度に2倍の2700億円に」と一部報じられたことが買い材料視された。

■MonotaRO <3064> 2,567円  +72 (+2.9%)   本日終値
 10日に発表した「5月度の売上高は前年同月比21.0%増」が買い材料。

■レンゴー <3941> 478円  +10 (+2.1%)   本日終値
 11日付の朝刊で「化粧箱メーカーの富士包装紙器を買収、関西で攻勢」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ゼニス羽田 <5289> 220円  +17 (+8.4%)   本日終値
 10日に発表した「旧兵庫工場を譲渡、特別利益5億円を計上」が買い材料。

■アスカネット <2438> 5,390円  -460 (-7.9%)   本日終値
 10日に決算を発表。「今期経常は7%減益、前期配当を2円増額・今期も32円継続へ」が嫌気された。
 アスカネット <2438> [東証M] が6月10日大引け後(15:00)に決算を発表。14年4月期の経常利益(非連結)は前の期比9.3%増の7.2億円に伸びたが、15年4月期は前期比6.9%減の6.7億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒アスカネットの詳しい業績推移表を見る

■ピーエスシー <3649> 3,455円  +155 (+4.7%)   本日終値
 10日に業績修正を発表。「今期配当を5円増額修正」が好感された。
 ピーエスシー <3649> [JQ] が6月10日大引け後(15:30)に配当修正を発表。従来無配としていた14年12月期の上期配当を5円(前年同期は無配)実施するとし、年間配当は15円になる。
  ⇒⇒ピーエスシーの詳しい業績推移表を見る

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