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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):スバル、オリジン、アウトソシン、ミライアル

■スバル興業 <9632> 375円  +18 (+5.0%)   本日終値
 9日、スバル <9632> が決算を発表。15年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比78.0%増の11億円に拡大して着地したことが買い材料。最繁忙期の2-4月期としては、開示されている04年2-4月期以降で3年ぶりに最高益を更新した。主力の道路事業が旺盛な公共工事の需要などを背景に収益を牽引した。第1四半期の好調に伴い、通期の同利益を10.8億円→13.8億円に27.8%上方修正。増益率が1.0%増→29.1%増に拡大する見通しとなった。

■オリジン電気 <6513> 315円  +13 (+4.3%)   本日終値
 オリジン <6513> が大幅続伸。日経産業新聞が10日付で「精密機器メーカーのオリジン電気は家庭の太陽光発電システム向けのパワーコンディショナー(電力変換装置)に参入する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「機器の内部構成を工夫し、系統電力側に電気を流す際の電圧上昇を抑制できる。太陽光発電による売電収入を最大1.5倍程度まで高められる」という。価格は数10万円程度の予定で、初年度1000台の販売を目指すとしており、業績寄与を期待した買いが向かった。

■アウトソーシング <2427> 1,494円  +37 (+2.5%)   本日終値
 9日、アウトソシン <2427> が従来無配としていた14年12月期の上期配当を8円(前年同期は5円)実施すると発表したことが好感された。ジャスダック証券取引所への上場から、今年で株式上場10周年を迎えることを記念して、上期に8円を実施する。期末配当予想22円合わせ年間配当は30円(前期は13円)となる見込みで、配当増額をポジティブに受け止める買いが向かった。

■ミライアル <4238> 1,722円  +36 (+2.1%)   本日終値
 9日、ミライアル <4238> が決算を発表。15年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益が前年同期比42.1%増の2.5億円に拡大して着地したことが買い材料。300mmシリコンウエハー出荷容器などのプラスチック成形事業は増収減益だったものの、成形機事業が営業黒字に転換したことが寄与した。保険解約返戻金や売電収入など営業外収益が増加したことも経常利益を押し上げた。上期計画の2.4億円を既に5.4%上回ったことで、業績上振れを期待する買いが向かった。

■大盛工業 <1844> 33円  -4 (-10.8%)   本日終値
 9日に決算を発表。「8-4月期(3Q累計)経常が赤字転落で着地・2-4月期は63%減益」が嫌気された。
 大盛工業 <1844> [東証2] が6月9日大引け後(15:00)に決算を発表。14年7月期第3四半期累計(13年8月-14年4月)の経常損益(非連結)は2400万円の赤字(前年同期は4000万円の黒字)に転落した。
  ⇒⇒大盛工業の詳しい業績推移表を見る

■ユビキタス <3858> 1,495円  -170 (-10.2%)   本日終値
 9日、東証と日証金がユビキタ <3858> [JQ]について10日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■テリロジー <3356> 199円  -20 (-9.1%)   本日終値
 9日、東証と日証金がテリロジー <3356> [JQ]について10日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■東北電力 <9506> 1,089円  +16 (+1.5%)   本日終値
 9日に発表した「東通原発1号機の新規制基準への適合性審査申請」が買い材料。

■フルスピード <2159> 1,040円  +13 (+1.3%)   本日終値
 9日に発表した「子会社フォーイットが中国・上海に事務所を開設」が買い材料。

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