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【テク】日経平均テクニカル:短期過熱を冷ましつつ、中期トレンドの上振れを意識


日経平均は反発。3月11日以来の15200円を回復して始まったが、その後は利食いに押された格好。連日で陰線を形成しているが、下値を切り上げる形状が続いている。ボリンジャーバンドではバンドの拡大が続くなか、+2σに沿ったトレンドを継続。終日+2σを下回っての推移であり、過熱感は和らいでいる。

週足形状の一目均衡表では基準線を捉えており、週末の段階で明確にクリアしてくるかが注目されよう。また、週足のMACDではシグナルとのクロスにより、ようやく陽転シグナルを発生させてくる可能性がある。週足のMACDは昨年10月以来のボトム水準まで低下していたこともあり、中期トレンドが好転する可能性がありそうだ。短期過熱を冷ましつつ、中期トレンドの上振れを意識。

《KO》

 提供:フィスコ

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