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【市況】日経平均は反発、中小型株物色の流れがしばらく続きそう【クロージング】


9日の日経平均は反発となり、46.76円高の15124.00円(出来高概算17億2000万株)で取引を終えた。先週末の米株高の流れを受け、約3ヶ月ぶりに15200円を回復して始まった。しかし、短期的な過熱感が警戒されているなか、その後は利益確定の流れもあって上げ幅を縮めている。ソフトバンク<9984>の伸びが鈍かったことも、利益確定を意識される流れにも。

もっとも、GPIFへの思惑から下を売り込む流れにはならず、反対に押し目買い意欲の強さが窺える展開。中小型株ではミクシィ<2121>が利食い優勢となるものの、他のゲーム関連やビッグデータ関連などへ幅広く波及しており、需給状況は良好のようである。

日銀の金融政策決定会合のほか、先物・オプションSQの需給イベントを週末に控えていることもあり、引き続き大きなトレンドは出難いと考えられる。そのため、個人主体による中小型株物色の流れが、しばらく続きそうである。

《KO》

 提供:フィスコ

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