【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:クックパッド、ハイレックス、クラリオン、ソニー
■クックパッド <2193> 2,670円 +299 (+12.6%) 11:30現在 東証1部 上昇率5位
6日、クックパッド <2193> が決算を発表。14年4月期の連結経常利益は前々期の非連結とくらべて16.5%増の31.4億円に伸び、9期連続で過去最高益を更新したことが買い材料視された。スマートフォン(スマホ)の利用者増加に伴ってスマホからのプレミアムサービス加入が順調に増え、プレミアム会員が130万人を突破。純増数は36万人と前年同期から急増した。なお、決算期変更する14年12月期(8ヵ月の変則決算)の業績見通しは開示しなかった。
■ハイレックス <7279> 2,730円 +82 (+3.1%) 11:30現在
6日、ハイレックス <7279> [東証2] が決算を発表。14年10月期上期(13年11月-14年4月)の連結経常利益が前年同期比27.0%増の107億円に伸び、従来の6.4%減益予想から一転して増益で着地したことが買い材料。北米での販売好調や中国の日系自動車メーカーの販売回復で売上が計画を大きく上回ったことが寄与。原価低減や経費削減も利益上振れに貢献した。上期上振れや為替レートの見直しに伴い、通期の同利益を従来予想の166億円→189億円に13.6%上方修正。従来の2.6%減益予想から一転して10.7%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。1ドル=95円→97円に修正した下期の為替レートは現状より円高を想定しているだけに、さらなる上振れを期待する買いが向かった。また、前日終値ベースの予想PERが9.9倍→8.2倍に低下し、割安感がさらに強まったことも買いに拍車を掛けた。
■クラリオン <6796> 245円 +5 (+2.1%) 11:30現在
クラリオン <6796> が4日続伸。日経新聞が8日付で「クラリオンは9月にもIT(情報技術)大手の米グーグルと共同開発したカーナビゲーションシステム(カーナビ)を発売する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「スマートフォン(スマホ)の普及でカーナビの売れ行きが鈍るなか、スマホと同じ基本ソフト(OS)『アンドロイド』を採用。必要な機能を後から追加できる仕組みにし、業務用としてタクシー会社などに売り込む」という。新製品の価格は従来の業務用カーナビの半額程度になる見通しで、年間1万台の販売を目指すとしており、収益拡大を期待した買いが向かった。
■ソニー <6758> 1,666円 +23 (+1.4%) 11:30現在
ソニー <6758> が3日ぶりに反発。日経新聞が7日付で「ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が、2014年3月期の家庭用ゲーム機の世界販売台数で8年ぶりに首位に立った」と報じたことが買い材料視された。報道によると「新型ゲーム機『プレイステーション4(PS4)』の販売が好調で、任天堂を逆転した」という。同社は3月末までに日米など世界で700万台近くのPS4を販売し、「Wii U」や「ニンテンドー3DS」の販売が伸び悩んだ任天堂 <7974> を追い抜いた。ただ、スマートフォン(スマホ)向けゲームに押され、家庭用ゲーム機市場の盛り上がりは以前ほどではない。本日の同社株は3日ぶりに反発となったが、今後の動向を注視する市場関係者が多いようだ。
■熊谷組 <1861> 267円 -13 (-4.6%) 11:30現在 東証1部 下落率3位
9日朝、熊谷組 <1861> が03年に完成させ引渡しをした横浜市のマンションにおいて、杭の一部が支持層まで到達していないという施工不良の判明を発表したことが売り材料視された。施工不良の原因については、杭工事において事前の調査ボーリングからは想定しえなかった支持層の急激な落ち込みがあったことに加え、杭穴先端部の掘削土から支持層と同じ種類の土が確認されたことから支持層に到達したと判断したことが推測されるという。本件の対策費用は、前期に判明している範囲で引当金を計上済みとしているが、今後追加の費用が必要となった場合は、状況に応じて特別損失処理を行う予定とのことで、追加損失の計上を懸念した売りが向かった。
■santec <6777> 460円 +80 (+21.1%) ストップ高 11:30現在
6日、santec <6777> [JQ] が15年3月期の連結最終利益を従来予想の1億7000万円→3億円に76.5%上方修正。従来の29.2%減益予想から一転して25.0%増益見通しとなったことが買い材料。米国の血管内診断医療機器メーカーVolcano Corporationと補償を条件にOCT光源装置の契約解除で合意。これまでに出荷した製品の売掛金の全額を回収し、契約解除に対する補償を一括受領することにより、特別利益2.1億円が発生する。
■Jストリーム <4308> 463円 +77 (+20.0%) 一時ストップ高 11:30現在
6日、Jストリーム <4308> [東証M]が街頭ビジョン向け番組「サッカー試合速報2014」の一斉放映のための アプリケーション開発と動画配信を担当すると発表したことが買い材料視された。放映期間は6月13日~7月14日で、ユニカ(非上場)が制作・放映するサッカーの試合速報番組で、今回、初めての試みとして渋谷・新宿・六本木の計7ヵ所の街頭ビジョンで一斉に放映するという。ブラジルW杯を直前に控え、関連銘柄として注目された。
■TASAKI <7968> 956円 +150 (+18.6%) ストップ高買い気配 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
6日、TASAKI <7968> が14年10月期上期(13年11月-14年4月)の連結経常利益を従来予想の3億円→15.1億円に5.0倍上方修正。従来の20.2%減益予想から一転して4.2倍増益見通しとなったことが買い材料。消費増税前の駆け込み需要やブランド認知向上で売上が計画を16.7%も上回ったことが利益を押し上げた。上期増額分を下回る形で、通期の経常利益も3億円→11億円に3.7倍上方修正。増益率が84.0%増→6.7倍に拡大する見通しとなった。
■丹青社 <9743> 480円 +51 (+11.9%) 11:30現在 東証1部 上昇率6位
6日、丹青社 <9743> が決算を発表。15年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益が前年同期比55.9%増の21.5億円に拡大して着地したことが買い材料。商業その他施設事業と文化施設事業が収益を牽引した。採算重視の受注も大幅増益に貢献した。2-4月期は最繁忙期であるものの、既に上期計画を81.4%超過、通期計画も5.8%超過しており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■ホットリンク <3680> 2,851円 +296 (+11.6%) 11:30現在
ホットリンク <3680> [東証M]が急反発。日経新聞が8日付で「経済産業省は、異業種間でビッグデータの利活用を進める協議会を立ち上げる」と報じ、ミニブログ「ツイッター」のつぶやきデータを集める同社や東大など100機関が参加すると伝えたことが買い材料視された。報道によると、買い物履歴やブログデータなどの膨大な情報を持つ企業が、データの分析技術を持つ企業と共同で新製品やサービスを創出する取り組みを促すという。協議会への参加を契機に、集積した投稿データの応用の広がりが期待できるとの見方が強まった。同じく、同協議会への参加が報じられたビッグデータを使った事業計画づくりを支援するネットイヤー <3622> [東証M]も大幅続伸。
■インフォテリア <3853> 251円 +23 (+10.1%) 11:30現在
6日に発表した「シンガポールにソフト子会社を設立」が買い材料。
■ジオネクスト <3777> 175円 +16 (+10.1%) 11:30現在
6日、ジオネクスト <3777> [JQG]が鹿児島県指宿市で事業用地と温泉権を6000万円で取得すると発表したことが買い材料。発電端出力1500キロワット前後の地熱・温泉バイナリー発電を行うための発電所用地として活用する。同社は13年11月8日に再生医療事業と再生可能エネルギー事業を新事業として開始すると発表していた。用地取得により地熱・温泉バイナリー発電の事業化に向けた動きが具体化したことで、将来的な業績貢献に期待する買いが殺到した。
●ストップ高銘柄
SEED <1739> 939円 +150 (+19.0%) ストップ高 11:30現在
ヤマザキ <6147> 540円 +80 (+17.4%) ストップ高 11:30現在
アイサンテクノロジー <4667> 1,042円 +150 (+16.8%) ストップ高 11:30現在
ジャパンシステム <9758> 574円 +80 (+16.2%) ストップ高 11:30現在
ネットプラ <3328> 1,100円 +150 (+15.8%) ストップ高 11:30現在
など、9銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
6日、クックパッド <2193> が決算を発表。14年4月期の連結経常利益は前々期の非連結とくらべて16.5%増の31.4億円に伸び、9期連続で過去最高益を更新したことが買い材料視された。スマートフォン(スマホ)の利用者増加に伴ってスマホからのプレミアムサービス加入が順調に増え、プレミアム会員が130万人を突破。純増数は36万人と前年同期から急増した。なお、決算期変更する14年12月期(8ヵ月の変則決算)の業績見通しは開示しなかった。
■ハイレックス <7279> 2,730円 +82 (+3.1%) 11:30現在
6日、ハイレックス <7279> [東証2] が決算を発表。14年10月期上期(13年11月-14年4月)の連結経常利益が前年同期比27.0%増の107億円に伸び、従来の6.4%減益予想から一転して増益で着地したことが買い材料。北米での販売好調や中国の日系自動車メーカーの販売回復で売上が計画を大きく上回ったことが寄与。原価低減や経費削減も利益上振れに貢献した。上期上振れや為替レートの見直しに伴い、通期の同利益を従来予想の166億円→189億円に13.6%上方修正。従来の2.6%減益予想から一転して10.7%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。1ドル=95円→97円に修正した下期の為替レートは現状より円高を想定しているだけに、さらなる上振れを期待する買いが向かった。また、前日終値ベースの予想PERが9.9倍→8.2倍に低下し、割安感がさらに強まったことも買いに拍車を掛けた。
■クラリオン <6796> 245円 +5 (+2.1%) 11:30現在
クラリオン <6796> が4日続伸。日経新聞が8日付で「クラリオンは9月にもIT(情報技術)大手の米グーグルと共同開発したカーナビゲーションシステム(カーナビ)を発売する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「スマートフォン(スマホ)の普及でカーナビの売れ行きが鈍るなか、スマホと同じ基本ソフト(OS)『アンドロイド』を採用。必要な機能を後から追加できる仕組みにし、業務用としてタクシー会社などに売り込む」という。新製品の価格は従来の業務用カーナビの半額程度になる見通しで、年間1万台の販売を目指すとしており、収益拡大を期待した買いが向かった。
■ソニー <6758> 1,666円 +23 (+1.4%) 11:30現在
ソニー <6758> が3日ぶりに反発。日経新聞が7日付で「ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が、2014年3月期の家庭用ゲーム機の世界販売台数で8年ぶりに首位に立った」と報じたことが買い材料視された。報道によると「新型ゲーム機『プレイステーション4(PS4)』の販売が好調で、任天堂を逆転した」という。同社は3月末までに日米など世界で700万台近くのPS4を販売し、「Wii U」や「ニンテンドー3DS」の販売が伸び悩んだ任天堂 <7974> を追い抜いた。ただ、スマートフォン(スマホ)向けゲームに押され、家庭用ゲーム機市場の盛り上がりは以前ほどではない。本日の同社株は3日ぶりに反発となったが、今後の動向を注視する市場関係者が多いようだ。
■熊谷組 <1861> 267円 -13 (-4.6%) 11:30現在 東証1部 下落率3位
9日朝、熊谷組 <1861> が03年に完成させ引渡しをした横浜市のマンションにおいて、杭の一部が支持層まで到達していないという施工不良の判明を発表したことが売り材料視された。施工不良の原因については、杭工事において事前の調査ボーリングからは想定しえなかった支持層の急激な落ち込みがあったことに加え、杭穴先端部の掘削土から支持層と同じ種類の土が確認されたことから支持層に到達したと判断したことが推測されるという。本件の対策費用は、前期に判明している範囲で引当金を計上済みとしているが、今後追加の費用が必要となった場合は、状況に応じて特別損失処理を行う予定とのことで、追加損失の計上を懸念した売りが向かった。
■santec <6777> 460円 +80 (+21.1%) ストップ高 11:30現在
6日、santec <6777> [JQ] が15年3月期の連結最終利益を従来予想の1億7000万円→3億円に76.5%上方修正。従来の29.2%減益予想から一転して25.0%増益見通しとなったことが買い材料。米国の血管内診断医療機器メーカーVolcano Corporationと補償を条件にOCT光源装置の契約解除で合意。これまでに出荷した製品の売掛金の全額を回収し、契約解除に対する補償を一括受領することにより、特別利益2.1億円が発生する。
■Jストリーム <4308> 463円 +77 (+20.0%) 一時ストップ高 11:30現在
6日、Jストリーム <4308> [東証M]が街頭ビジョン向け番組「サッカー試合速報2014」の一斉放映のための アプリケーション開発と動画配信を担当すると発表したことが買い材料視された。放映期間は6月13日~7月14日で、ユニカ(非上場)が制作・放映するサッカーの試合速報番組で、今回、初めての試みとして渋谷・新宿・六本木の計7ヵ所の街頭ビジョンで一斉に放映するという。ブラジルW杯を直前に控え、関連銘柄として注目された。
■TASAKI <7968> 956円 +150 (+18.6%) ストップ高買い気配 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
6日、TASAKI <7968> が14年10月期上期(13年11月-14年4月)の連結経常利益を従来予想の3億円→15.1億円に5.0倍上方修正。従来の20.2%減益予想から一転して4.2倍増益見通しとなったことが買い材料。消費増税前の駆け込み需要やブランド認知向上で売上が計画を16.7%も上回ったことが利益を押し上げた。上期増額分を下回る形で、通期の経常利益も3億円→11億円に3.7倍上方修正。増益率が84.0%増→6.7倍に拡大する見通しとなった。
■丹青社 <9743> 480円 +51 (+11.9%) 11:30現在 東証1部 上昇率6位
6日、丹青社 <9743> が決算を発表。15年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益が前年同期比55.9%増の21.5億円に拡大して着地したことが買い材料。商業その他施設事業と文化施設事業が収益を牽引した。採算重視の受注も大幅増益に貢献した。2-4月期は最繁忙期であるものの、既に上期計画を81.4%超過、通期計画も5.8%超過しており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■ホットリンク <3680> 2,851円 +296 (+11.6%) 11:30現在
ホットリンク <3680> [東証M]が急反発。日経新聞が8日付で「経済産業省は、異業種間でビッグデータの利活用を進める協議会を立ち上げる」と報じ、ミニブログ「ツイッター」のつぶやきデータを集める同社や東大など100機関が参加すると伝えたことが買い材料視された。報道によると、買い物履歴やブログデータなどの膨大な情報を持つ企業が、データの分析技術を持つ企業と共同で新製品やサービスを創出する取り組みを促すという。協議会への参加を契機に、集積した投稿データの応用の広がりが期待できるとの見方が強まった。同じく、同協議会への参加が報じられたビッグデータを使った事業計画づくりを支援するネットイヤー <3622> [東証M]も大幅続伸。
■インフォテリア <3853> 251円 +23 (+10.1%) 11:30現在
6日に発表した「シンガポールにソフト子会社を設立」が買い材料。
■ジオネクスト <3777> 175円 +16 (+10.1%) 11:30現在
6日、ジオネクスト <3777> [JQG]が鹿児島県指宿市で事業用地と温泉権を6000万円で取得すると発表したことが買い材料。発電端出力1500キロワット前後の地熱・温泉バイナリー発電を行うための発電所用地として活用する。同社は13年11月8日に再生医療事業と再生可能エネルギー事業を新事業として開始すると発表していた。用地取得により地熱・温泉バイナリー発電の事業化に向けた動きが具体化したことで、将来的な業績貢献に期待する買いが殺到した。
●ストップ高銘柄
SEED <1739> 939円 +150 (+19.0%) ストップ高 11:30現在
ヤマザキ <6147> 540円 +80 (+17.4%) ストップ高 11:30現在
アイサンテクノロジー <4667> 1,042円 +150 (+16.8%) ストップ高 11:30現在
ジャパンシステム <9758> 574円 +80 (+16.2%) ストップ高 11:30現在
ネットプラ <3328> 1,100円 +150 (+15.8%) ストップ高 11:30現在
など、9銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース