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【経済】欧州中央銀行は「日本化」を避けるために大胆な金融緩和へ


欧州中央銀行(ECB)が政策金利の引き下げとともに預金金利をマイナスにする極めて異例の措置に踏み切った。ECBは欧州のインフレ率が下がり続けていることからデフレに陥ることを懸念しており、さらに量的緩和を実施することまで示唆している。欧州中央銀行はバブル崩壊後長い期間デフレ不況に陥った「日本化」を絶対に避けたい意向を示している。米国の連邦準備理事会(FRB)もリーマン・ショック後に異例の量的緩和(QE)を実施するにあたって「日本化」を避けることを表明していた。 翻ってみると、バブル崩壊後の日本の金融政策は大失敗であり、絶対に避けるべき「悪い見本」であることが世界の常識になっている。にもかかわらず、日本国内では当時の日銀や日銀総裁の責任を問う声がそれほど大きいとはいえない。日銀法の見直し論議も進んでいない。
 失われた20年という苛烈な経験をしておきながら、そこから何も教訓を得ていないのは他ならぬ日本だけなのかもしれない。
《YU》

 提供:フィスコ

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