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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):コロプラ、ナノキャリア、一休、LINE関連株

■コロプラ <3668> 2,751円  +227 (+9.0%)   本日終値  東証1部 上昇率7位
 3日、コロプラ <3668> がスマートフォン専用クイズ&カードバトルRPG「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」が5月31日に累計2600万ダウンロードを突破したと発表したことが買い材料。同タイトルは5月10日に2500万ダウンロードを突破しており、3週間足らずで100万ダウンロードを上乗せした。ユーザー数の順調な拡大を好感する買いが向かった。

■ナノキャリア <4571> 1,323円  +31 (+2.4%)   本日終値
 3日、ナノキャリア <4571> [東証M]がsiRNAなどの核酸医薬のデリバリーに適応可能なキャリア(担体)に関する出願が、中国の特許庁から特許査定を受けたと発表したことが買い材料視された。同社は、次世代型プラットフォーム技術として、NanoFectの研究開発に注力しており、日本に加えて、中国においても物質特許を確保できることになった。今後も、NanoFect技術の優位性を製薬企業へ発信し、NanoFectを用いた核酸医薬品の研究開発を推し進め、まだがん領域では成し得ていない画期的な核酸医薬品として、製品化を目指すとしている。

■一休 <2450> 1,299円  +30 (+2.4%)   本日終値
 一休 <2450> が大幅続伸。日経新聞が4日付で「一休の2016年3月期は、単独経常利益が15年3月期予想比2割増の25億円前後になりそうだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると、海外ホテル予約など新サービスが奏功し、高級ホテル・旅館への予約が伸び、4期連続で最高益となる見通し。配当も15年3月期予想の年16円より増やす可能性があるという。業績拡大基調とそれに伴う増配実施に期待する買いが向かった。

■GMO-PG <3769> 3,945円  +90 (+2.3%)   本日終値
 3日、GMO-PG <3769> がタイに海外5拠点目となる現地法人を設立し、海外決済サービス「GMO-PG Global Payment」の提供を始めたと発表したことが買い材料。「GMO-PG Global Payment」は、海外に進出してE コマースなど非対面ビジネスを展開する日本の事業者向けの決済サービス。タイではクレジットカード決済に加えて、大多数の消費者がクレジットカードを保有していないため、現地小売店5万拠点超が参加する現金収納代行サービスやATM支払い・オンラインバンキングサービスも提供する。アジアでの提供エリア拡大に伴う決済サービスの成長に期待する買いが向かった。

■エービーシー・マート <2670> 5,290円  +70 (+1.3%)   本日終値
 3日、ABCマート <2670> が5月の月次動向を発表。既存店売上高が前年同月比10.4%増と10ヵ月連続で前年同月を上回ったことが好感された。5月は、土曜日が1日多かったことやゴールデンウイークも全国的に好天に恵まれ好調に推移。商品面では、引き続きスポーツシューズやキッズシューズが好調だった。

■チヨダ <8185> 2,192円  -114 (-4.9%)   本日終値  東証1部 下落率4位
 SMBC日興証券が3日付でチヨダ <8185> の投資判断を「1(強気)→2(中立)」に引き上げたことが売り材料視された。リポートによると、格下げの理由として(1)セクター内相対で上値余地が中位になったこと。(2)売上回復に期待していたが、ナショナルブランドスニーカーの拡充などにより2月、3月に見られた回復感が、4月、5月には後退した感があること。(3)春から雑貨投入を開始した子会社マックハウス <7603> [JQ]の売上もまだ回復感に乏しいことを挙げている。また、各種施策の進捗と効果を改めて確認し、今後売上に回復感が出てくるのかを注視していきたいとしている。

■ネットイヤーグループ <3622> 2,103円  +353 (+20.2%)   本日終値
 ネットイヤー <3622> [東証M]やアドウェイズ <2489> [東証M]、エイチーム <3662> などLINE関連株が軒並み高。日経新聞が4日付で「東京証券取引所への株式上場の準備を進めているスマートフォン向け無料対話アプリを手掛ける『LINE(ライン)』(東京・渋谷)は、米国での同時上場も検討する」と報じたことが買い材料視された。報道によると、米国はニューヨーク証券取引所かナスダックを選択肢に入れているとしており、米国上場を視野に入れることで上場時期は当初の今年夏から秋以降にずれ込むもようという。同時上場による世界での知名度向上や利用者の裾野拡大、調達資金の活用による成長加速などで、LINEを取り巻く関連企業が受ける恩恵も大きくなるとの思惑が広がった。グループのトライバルメディアハウスが企業向けLINEの公式アカウント、LINE@アカウントの代理販売、開設・運用支援サービスを展開するネットイヤー、LINEの広告代理店やインセンティブ付アプリ紹介サービス「LINE フリーコイン」を手掛けるアドウェイズ、LINEの親会社である韓国NHNエンターテインメントと資本・業務提携を結ぶエイチームのほか、LINEで使える「スタンプデコ」を手掛けるエムアップ <3661> 、メディア工房 <3815> [東証M]、GMO-AP <4784> [JQ]、ネオス <3627> 、メディアドゥ <3678> [東証M]、メディアS <4824> [東証M]、ガイアックス <3775> [名証C]、イマジニア <4644> [JQ]など急騰株が続出した。

■アイル <3854> 3,150円  +500 (+18.9%) ストップ高    本日終値
 アイル <3854> [JQG]が500円ストップ高の3150円。日経新聞が4日付で「システム開発のアイルの2014年7月期は連結営業利益が前期比約2.3倍の7億円程度になる見通しだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「従来予想を3億円上回る。企業向け販売管理システムが増加。インターネット販売管理用システムの好調も寄与する」という。加えて、年間配当も従来予想より10円増やすとしており、業績上振れ報道に好感した買いが向かった。

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