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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):Fスターズ、オーハシテク、アルチザ、コロプラ

■フィックスターズ <3687> 13,800円  +3,000 (+27.8%) ストップ高    本日終値
 2日に発表した「デリバティブ評価システム30倍高速化」が買い材料。
 みずほ証券とデリバティブ評価システムをインテルXeon Phi コプロセッサーで30倍高速化することに成功。インテルXeon Phi コプロセッサーーを用いた評価システムの本番運用を開始したのは、世界の金融機関でみずほ証券が初。

■オーハシテクニカ <7628> 927円  +19 (+2.1%)   本日終値
 2日、オーハシテク <7628> が発行済み株式数(自社株を除く)の6.1%にあたる100万株(金額で9億0800万円)を上限に、3日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNet-3」で自社株買い(買い付け価格は2日終値908円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■日本調剤 <3341> 2,658円  +47 (+1.8%)   本日終値
 日本調剤 <3341> が続伸。日経新聞が3日付で「調剤薬局大手の日本調剤は全国490の店舗で扱う処方箋の情報を製薬会社に毎日提供するサービスを6月中旬から始める」と報じたことが買い材料視された。報道によると「製薬会社は処方される医薬品の数を品種ごとに細かく確認できるほか、大規模の医療機関から出る処方箋の情報も個別に把握できる」という。日ごとの情報を提供するのは他に例はなく、製薬会社からの需要に期待した買いが集まった。

■アルチザネットワークス <6778> 1,927円  +26 (+1.4%)   本日終値
 2日、アルチザ <6778> [東証M] が14年7月期の連結経常損益を従来予想の4億2400万円の黒字→5億9800万円の黒字(前期は2億0600万円の赤字)に41%上方修正したことが買い材料。研究開発投資が本格化した「LTEアドバンス」の対応計測器が想定より伸びる。データーセンター向けのネットワーク監視機器の新製品投入も寄与し、売上が計画を上回ることが利益を押し上げる。業績回復に伴い、従来無配としていた期末一括配当を5円実施し、5期ぶりに復配する方針を示したことも買いに拍車を掛けた。なお、5月30日に「政府がLTEの100倍の第5世代携帯を開発へ」との一部報道を受け、本日の同社株は前週末に続き、今後の収益寄与につながるとの思惑から2連騰を演じている。

■コロプラ <3668> 2,524円  +81 (+3.3%)   本日終値
 2日に発表した「スマートフォン向けプロ野球カードバトル『プロ野球PRIDE』が累計800万ダウンロードを突破」が買い材料。同時に発表した「『軍勢RPG 蒼の三国志』を韓国で配信」も好感された。

■サイバーエージェント <4751> 4,330円  +110 (+2.6%)   本日終値
 3日付の朝刊で「マイクロアドが医師向けネット広告」と一部報じられたことが買い材料視された。

■日本アビオニクス <6946> 189円  +12 (+6.8%)   本日終値
 3日付の朝刊で「米計測機器大手アジレント・テクノロジーと温度計測機器を共同開発」と一部報じられたことが買い材料視された。

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