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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ラクオリア、GDO、ネオス、シグマ光機

■ラクオリア創薬 <4579> 595円  +46 (+8.4%)   本日終値
 28日、ラクオリア <4579> [JQG]が創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許の一つ(TTX-S遮断薬としてのアリールアミド誘導体)について、日本で特許査定を受けたと発表したことが買い材料視された。同社が創出したナトリウムチャネル遮断薬は、テトロドトキシン感受性(TTX-S)ナトリウムチャネルに対して特異的に作用し、複数の疼痛モデル動物において、高い有効性を示すことが確認されている。また、本化合物は心臓で重要な働きをするテトロドトキシン抵抗性(TTX-R)ナトリウムチャネルに対して良好な選択性を示すことから、副作用の少ない画期的新薬として、さまざまな疼痛状態に対する未充足の医療ニーズに応えることが期待されるという。 今回の特許査定により、日本において同社の知的財産権が強化されることを好感した買いが向かった。

■GDO <3319> 242円  +15 (+6.6%)   本日終値
 GDO <3319> [東証M]が続急伸。日経新聞が29日付で「ゴルフダイジェスト・オンラインは6年ぶりに株主優待を再開する」と報じたことが買い材料視された。報道によると、6月末に100株保有する株主に、2000円分のクーポン券(ゴルフ用品購入とゴルフ場利用で1000円ずつ)を贈呈するという。会社側は3月27日付で株主優待制度の再開を発表していたが、優待内容については提供サービスの割引券を検討するとし、詳細については現在明らかにしていない。報道を受けて、株主構成の6割強を占める個人株主のさらなる獲得に期待する買いが向かった。

■ネオス <3627> 873円  +41 (+4.9%)   本日終値
 28日、ネオス <3627> が米国のシリコンバレーに子会社を6月2日付で設立すると発表したことが買い材料。米子会社設立により、ITで世界の中心に位置する米国の先進的な技術やサービス、ビジスモデルなどを発掘するほか、新たなビジネスパートナーを開拓する。また、米国に進出している法人顧客へのソリューションやサービスの提供、同社の技術・サービスの海外展開などを推進する。シリコンバレーで日々生まれる新しいアイデアや技術、サービスをいち早く取り込むことで、事業展開の加速や飛躍が期待できるとの見方が広がった。

■シグマ光機 <7713> 863円  +28 (+3.4%)   本日終値
 シグマ光機 <7713> [JQ]が急反発。日経新聞が29日付で「レーザー関連部品などを手掛けるシグマ光機の2015年5月期は、連結経常利益が今期予想比29%増の約5億8000万円となる見通しだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「電子部品メーカーの設備投資の増加を背景に、半導体検査装置用の光学部品が伸びる」という。また、海外生産の活用により生産コストを抑制することも寄与するとしており、業績好調報道を好感した買いが向かった。。

■栄研化学 <4549> 1,713円  +49 (+2.9%)   本日終値
 29日付の朝刊で「今期末に5年ぶり無借金となる見通し」と一部報じられたことが買い材料視された。

■マルハニチロ <1333> 1,585円  +37 (+2.4%)   本日終値
 29日付の朝刊で「群馬工場を年内再開、安全体制を強化」と一部報じられたことが買い材料視された。

■大京 <8840> 220円  +4 (+1.9%)   本日終値
 29日付の朝刊で「高齢者住宅に参入、10年で60棟開発」と一部報じられたことが買い材料視された。

■明電舎 <6508> 413円  +7 (+1.7%)   本日終値
 29日付の朝刊で「東南アで小型水力発電システムを展開」と一部報じられたことが買い材料視された。

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