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2014年05月26日11時33分

【材料】注目銘柄ダイジェスト(前場):大日本住友製薬、佐世保重工業、日本通信など

大日本住友 【日足】
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大日本住友 【日中足】


大日本住友製薬<4506>:ストップ安売り気配
ストップ安売り気配。新規抗がん剤である「BBI608」の結腸直腸癌を対象にした北米フェーズ3について新規の患者登録および登録済みの患者への投与を中止したと発表。将来期待の高かった製品であり、開発スケジュールの遅れなど先行きへの不透明感が強まる状況になっている。SMBC日興証券や野村など投資判断格下げの動きが相次いで観測されているようだ。

佐世保重工業<7007>:112円(前日比+8円)
急伸。名村造船所<7014>が同社を株式交換で完全子会社化すると発表している。割当比率は1:0.128、先週末の名村造船の株式をベースとすると理論価格は113円程度になり、理論価格に鞘寄せの動きにもなっている。また、名村造船所も買い先行の展開、足元で造船業界の事業環境が好転する中、スケールメリットを期待する動きも先行しているようだ。

日本冶金工業<5480>:312円(同+22円)
人気化。政府が羽田空港と多摩川対岸の川崎方面を直結する連絡橋を建設する方針を固めたと先週末に伝わっている。連絡橋の隣接地には同社の川崎製造所があり、あらためて特区戦略による含み益の拡大期待などが再燃する状況になっている。連絡道路構想はこれまで、空港周辺地域などに慎重な意見もあって調整がつかない状況が続いていたようだ。

サンリオ<8136>:2729円(同+102円)
大幅続伸。直近では決算説明会を受けて急落、ライセンスビジネスからの事業戦略転換に伴い、今後の収益水準の低下懸念が強まった。一方、メリルリンチ(ML)では、ライセンス中心のビジネスモデルに変更はないとして、投資判断「買い」を継続している。物販強化の狙いはコアのライセンスビジネスを恒常的に成長させるためのものと指摘、株価の回復は早いと考えているようだ。過度な先行き懸念が後退する格好にも。

OLC<4661>:16510円(同+410円)
しっかり。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も17800円から19300円に引き上げている。30周年後の訪園者数が想定を上回って推移していること、約2000億円の新規設備投資のリターンを織り込んだことで、10年間の平均営業利益予想を上方修正している。今期営業利益は会社計画832億円に対して1026億円と予想している。

ハーモニック<6324>:3300円(同+245円)
強い動き。東海東京が投資判断を「2」から「1」へと引き上げたことが好材料視されている。会社計画では、15年3月期の月平均売上高を18.2億円としているが、この会社計画は上振れしそうとコメント。14年3月以降の単独受注が月20億円強で推移しており、足元の生産では追いついていない状態と。なお、目標株価は3767円と設定している。

ゲオディノス<4650>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。発行済み株式数の1.9%に当たる8万株を上限とする自社株取得枠を設定したことが好感されている。取得期間は6月1日から来年3月31日までとなり、当面の需給面での支援材料と捉えられている。同時に、今期末配当予想を1株当たり11.6円(記念配当5.80円)とすると発表しており、復配も好材料視される格好に。

キタック<4707>:334円(同+80円)
ストップ高。上期営業利益を2.1億円から3.5億円へ、最終利益を1.0億円から2.0億円へとそれぞれ大幅に上方修正したことが好感されている。前期からの繰越業務の進捗率が業務の効率化などにより当初の想定を上回ったほか、上期の受注高が堅調に推移したことなどが背景。なお、通期の業績予想については従来計画を据え置いている。

サイバダイン<7779>:6020円(同+30円)
5日続伸。いちよしでは投資判断を付与していないものの、「HAL」医療用がドイツで収益ドライバーとなる見通しとコメント。「HAL」医療用は、日本では15年3月期中に神経難病治療用で医療機器承認の可能性があるほか、米国では今後1-2ヵ月のうちにFDA(食品医薬品局)に申請を行うもようで、遅くとも16-17年には日本、欧州、米国市場で供給体制が整うと予想している。

日本通信<9424>:593円(同+26円)
買い先行。クレディ・スイス(CS)が投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を620円から640円へと引き上げたことが好材料視されている。国民のMVNOの認知度が急上昇したことにより、4Qにおける月額課金SIMユーザー数は3Q末の5.8万人から11.1万人に激増したと指摘。従来の加入者ベースはデータ通信中心だったが、4Qに新規加入したユーザーの多くが音声SIMと見られるため、今後は音声ARPUが加わり1Q以降ARPUが上昇する可能性があるともコメントしている。

《KO》

 提供:フィスコ

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