【経済】「黒田プット」の発動時期

2015年10月に予定されている消費増税10％は、2014年7-9月期の国内総生産(GDP)で判断される。

2014年4-6月期の国内総生産(GDP)は、4月の消費増税8％を受けて落ち込むことが予想されるため、7-9月期に盛り返すために、6月12-13日の日本銀行金融政策決定会合で異次元の量的・質的金融緩和第2弾が導入されることが予想されている。


6月の日本銀行金融政策決定会合では、5月30日に発表される消費増税8％の影響を受けた4月のコアインフレ率が確認できることも、判断材料となる。


6月には安倍政権による新成長戦略も発表されるため、異次元の量的・質的金融緩和第2弾という2番目の「第1の矢」と、昨年失敗した「第3の矢」の打ち直しが期待されている。

《MY》

　提供：フィスコ