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【経済】【中国から探る日本株】日系自動車3社、200万台目標を前倒し達成も 中国メディアが指摘


トヨタ<7203>、日産<7201>、ホンダ<7267>の自動車大手3社は、中国での販売台数200万台を中期的な目標に設定している。この目標について、中国現地のニュース配信サイト「網通社」では、前倒しで達成する可能性があるとの見解を示した。円安による積極的な値下げと現地化の推進により、「保守的な目標」は予定よりも早く達成される見通しと報じた。

トヨタは2020年代前半をめどに、中国での販売台数を200万台程度に拡大させたい考えだ。これは現在の販売台数の2倍強に相当する規模。目標達成に向け、2017年末までに15車種を超える新車の投入を予定している。このほか、日産、ホンダはそれぞれ2016-17年、2020年頃の200万台達成を目指す方針。

2012年に尖閣諸島問題で大きく販売が落ち込んだ日系ブランド車だが、2013年には回復が鮮明となった。上記3社の中国での販売台数は、日産が前年比17%増の126万6000台、トヨタが同9%増の91万7500台、ホンダが同26%増の75万台。「網通社」ではこの数字について、日本メーカーが苦境から脱したことを意味すると指摘している。

《NT》

 提供:フィスコ

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