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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):コカウエスト、菊池製作、ヤマザキ、ヤマウ

■コカ・コーラウエスト <2579> 1,710円  -68 (-3.8%)   本日終値
 4月30日、コカウエスト <2579> が決算を発表。14年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終損益は10.7億円の赤字(前年同期は3.2億円の黒字)に転落し、併せて1-6月期(上期)の同利益を従来予想の7億円→3億円(前年同期は110億円)に57.1%下方修正したこと売り材料。構造改革に伴い発生する転籍一時金などの費用として、14年12月期第2四半期(4-6月)に7億円を特別損失として計上することが響く。上期の特別損失計上に伴い、通期の同利益も従来予想の80億円→76億円(前期は136億円)に5%下方修正した。

■菊池製作所 <3444> 2,744円  +500 (+22.3%) ストップ高    本日終値
 4月30日、菊池製作 <3444> [JQ]が福島県と福島県南相馬市との「ふくしま産業復興企業立地補助金企業立地協定確認書」に基づき南相馬市に工場を新設すると発表したことが買い材料視された。同工場では「マッスルスーツ」をはじめとした介護用ロボット製品を月産200台規模で生産できる工場を新設し、14年5月に着工、15年3月に稼動開始を予定している。また、同工場内に、大学、医療機関、研究機関などの誘致を検討し、産学官連携研究開発センターの開設を計画し、同センターを中心に医療・介護・ロボットにおける新たな技術を創出し、産業振興に寄与するとしている。

■ヤマザキ <6147> 609円  +100 (+19.7%) ストップ高    本日終値
 30日に業績修正を発表。「前期経常を一転3.1倍増益に上方修正」が好感された。
 ヤマザキ <6147> [JQ] が4月30日大引け後(16:30)に業績修正を発表。14年3月期の連結経常利益を従来予想の4000万円→2億5300万円(前の期は8200万円)に6.3倍上方修正し、一転して3.1倍増益見通しとなった。
  ⇒⇒ヤマザキの詳しい業績推移表を見る

■ヤマウ <5284> 552円  +80 (+17.0%) ストップ高    本日終値
 14年3月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円→14.7億円(前の期は3.8億円)に97.2%上方修正し、増益率が96.3%増→3.9倍に拡大し、19期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の3円→6円(前の期は3円)に大幅増額修正した。

■長大 <9624> 566円  +80 (+16.5%) ストップ高    本日終値
 4月30日、長大 <9624> [東証2]が14年9月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円→13.7億円(前期は13.9億円)に82.7%上方修正したことが買い材料。震災、国土強靭化政策を中心とした官公庁や民間からの受注が増加し、売上高が大幅に上回ることに加え、子会社の基礎地盤コンサルタンツにおいて、利益率が高い複数の大型案件を受注したことや、内製化の促進などによる大幅な原価率低減なども寄与する。

■ピーエスシー <3649> 3,305円  +323 (+10.8%)   本日終値
 30日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は2.1倍増益・上期計画を超過」が好感された。
 ピーエスシー <3649> [JQ] が4月30日大引け後(15:30)に決算を発表。14年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1倍の4.2億円に急拡大し、1-6月期(上期)計画の2.9億円に対する進捗率が144.7%とすでに上回り、さらに3年平均の106.8%も超えた。
  ⇒⇒ピーエスシーの詳しい業績推移表を見る

■オーバル <7727> 185円  +14 (+8.2%)   本日終値
 4月30日、東証がオーバル <7727> [東証2]を5月8日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■きちり <3082> 500円  +37 (+8.0%)   本日終値
 4月30日、東証がきちり <3082> [東証2]を5月8日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。

■アイ・オー・データ機器 <6916> 675円  +49 (+7.8%)   本日終値
 4月30日、アイオデータ <6916> [JQ] が14年6月期の連結経常利益を従来予想の15億円→21億円に40.0%上方修正。増益率が2.8倍→3.9倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。「Windows XP」のサポート終了に伴う移行需要と消費増税前の駆け込み需要が想定以上に強く、売上が計画を5.8%上回ることが利益を押し上げる。業績上振れに伴い、期末一括配当を10円→13円(前期は無配)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが6.6倍→5.5倍に低下し、割安感がさらに強まったことも買いに拍車を掛けた。

■TOWA <6315> 534円  +15 (+2.9%)   本日終値
 4月30日、TOWA <6315> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の2.7億円→6.6億円に2.5倍上方修正。従来の59.3%減益予想から一転して0.5%増益見通しとなったことが買い材料。半導体封止装置など利益率の高い製品の売上構成比率が上昇したことに加え、国内外の生産拠点で原価低減に取り組んだことが利益を押し上げた。修正した会社計画が市場予想(4億円弱)を大きく上回ったことで、見直し買いが向かった。

●ストップ高銘柄
 浜井産業 <6131> 119円  +30 (+33.7%) ストップ高    本日終値
 クラスターテクノロジー <4240> 602円  +100 (+19.9%) ストップ高    本日終値
 日本マイクロニクス <6871> 3,300円  +502 (+17.9%) ストップ高    本日終値
 フィックスターズ <3687> 7,930円  +1,000 (+14.4%) ストップ高    本日終値
 など、9銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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