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【市況】抵抗線多く、サプライズ緩和を期待したいところか/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 29日のNY市場は上昇。S&Pケース・シラー住宅価格指数、消費者信頼感指数の下振れを受け、FOMC(連邦公開市場委員会)で既定路線以上の量的緩和縮小はないとの見方から終日堅調だった。ダウ平均は86.63ドル高の16535.37、ナスダックは29.14ポイント高の4103.54。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円高の14445円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、28日の下落部分は吸収してくることになりそうだ。米スプリントは赤字縮小が好感されて10%超の上昇をみせており、ソフトバンク<9984>の動向が注目されるところか。28日の下げでボリンジャーバンドの-1σまで調整しているため、リバウンドが意識されやすいところでの反発になりそう。ただし、25日線が14510円辺り、一目均衡表では転換線が14390円、基準線が14525円辺りに位置しているため、転換線辺りでの攻防となると、次第に様子見姿勢に。日銀の金融政策決会合を控えており、現状維持がコンセンサスながら、サプライズ緩和を期待したいところか。14350-14500円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 14500円-下限 14350円

《TM》

 提供:フィスコ

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