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【市況】米国株式相場 上昇、決算やFOMCへの楽観見通しで


米国株式相場は上昇。ダウ平均は86.63ドル高の16535.37、ナスダックは29.14ポイント高の4103.54で取引を終了した。主要企業決算が好感されたほか、明日のFOMC(連邦公開市場委員会)でも既定路線以上の量的緩和縮小は無いとの楽観的な見方から、終日堅調推移となった。セクター別では、保険や銀行が上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や食品・飲料・タバコが下落した。

保険や資産運用のアメリプラズ・フィナンシャル(AMP)が好決算を発表して上昇。通信大手のスプリント(S)も予想を上回る決算を発表して堅調推移となった。一方で3Dプリンターの3Dシステムズ(DDD)は、予想に一致する決算を発表したものの急落。旅客機向けインターネットサービスのゴーゴー(GOGO)は、AT&T(T)が同分野に参入するとの報道で売られた。革製品・アパレルのコーチ(COH)は、予想を下回る決算を発表して軟調推移となった。

マーケット終了後に短文投稿サイトのツイッター(TWTR)が予想を上回る決算を発表、業績見通しも概ね予想に一致したものの、時間外取引では大幅下落して推移している。

《KG》

 提供:フィスコ

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