【通貨】欧州為替:「ドラギ欧州中銀総裁、低金利継続示唆」
29日のロンドン外国為替市場のドル・円は、日米金融政策への期待感から、102円59銭から102円79銭まで強含みに推移した。
ユーロ・ドルは、ドイツの4月の消費者物価指数が予想を下回ったこと、ドラギ欧州中銀総裁の発言を受けて、1.3870ドルから1.3822ドルまで下落した。
ユーロ・円は、142円46銭から142円01銭まで軟調に推移した。
ポンド・ドルは、英国1-3月期の国内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったことで、1.6846ドルから1.6798ドルまで弱含みに推移した。
ドル・スイスフランは、0.8795フランから0.8826フランで推移した。
[経済指標]
・英・1-3月期国内総生産速報値:前期比+0.8%、前年比+3.1%(前年比予想:+3.2%、10-12月期:+0.7%、+2.7%)
・ユーロ圏・4月景況感指数:102.0(予想:102.9、3月:102.5)
・ユーロ圏・4月消費者信頼感指数改定値:-8.6(予想:-8.7)
・ユーロ圏・4月業況判断指数:+0.27(予想:+0.42、3月:0.40)
・独・4月消費者物価指数速報値:前年比+1.3%(前年比予想:+1.4%、3月:+1.0%)
[要人発言]
・ドラギ欧州中銀総裁
「政策金利は当面の間、低目で推移する」
・ファンロンパイ欧州理事会議長(欧州連合EU大統領)
「欧州は、ロシアに対して追加制裁の用意がある」
《MY》
提供:フィスコ