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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】（1）：アイフル、アドウェイズ、ローランド、ゼリア新薬
■アイフル <8515> 346円 +35 (+11.3％) 一時ストップ高 本日終値 東証１部 上昇率4位
アイフル <8515> 、アコム <8572> など消費者金融株が高い。日経新聞が19日付で「自民党は貸金業者に対する金利規制の緩和を検討する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「健全経営だと認可された貸金業者に限り、顧客から受け取れる金利の上限を現在の20％から、2010年まで適用していた29.2％に戻す方向だ」という。銀行融資を受けにくい中小零細企業などが、消費者金融から借り入れやすくする狙いで、金利の上限引き上げによる消費者金融各社の収益向上を期待する買いが向かった。
■アドウェイズ <2489> 1,747円 +147 (+9.2％) 本日終値
21日付の朝刊で「中国で通信大手チャイナユニコムと連携、アプリ配信サイトに広告を流す」と一部報じられたことが買い材料視された。
■ローランド <7944> 1,432円 +58 (+4.2％) 本日終値
18日、ローランド <7944> が14年3月期の連結最終損益を従来予想の1億円～6億円の赤字→4.8億円の黒字(前々期は40.6億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなったことが買い材料。電子楽器事業で、新製品の投入による工場稼働率の向上や円安の影響などにより売上原価率が改善が寄与した。
■ゼリア新薬工業 <4559> 2,152円 +66 (+3.2％) 本日終値
ゼリア新薬 <4559> が大幅続伸。日経新聞が19日付で「ゼリア新薬工業の2014年3月期の連結営業利益は、前の期比45％増の67億円程度だったようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「肝臓の働きを助ける栄養ドリンク『ヘパリーゼＷ』の販売が好調だった」という。健康志向の高まりで飲酒の前後に買う客が増え、13年ぶりに営業益最高になる見通しで業績好調報道を好感した買いが向かった。
■マツダ <7261> 458円 +4 (+0.9％) 本日終値
マツダ <7261> が続伸。日経新聞が20日付で「マツダは現行の2016年3月期までの中期経営計画を見直す。最終年度の本業のもうけを示す連結営業利益を2300億円前後と、従来計画から800億円程度(約5割)上方修正する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「構造改革や円高修正が利益の伸びを支える」という。回復が遅れる可能性のある中国では販売台数が計画の半分程度にとどまる見通しだが、中期経営計画の上方修正を素直に好感した買いが優勢となった。
■日本精工 <6471> 1,127円 +7 (+0.6％) 本日終値
日精工 <6471> が5日続伸。日経新聞が19日付で「新興国で工場設備のメンテナンス事業に参入する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「東南アジア諸国連合(ASEAN)やブラジル、中国、インドなどで製鉄会社や食品メーカーなどから受注し、2015年度に40億円強の売上高を目指す」としている。産業機械事業と自動車事業を手がける同社の新事業に期待した買いが向かった。
■日本通信 <9424> 458円 -27 (-5.6％) 本日終値
18日、東証と日証金が日本通信 <9424> [ＪＱ]について21日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の50％以上(うち現金を20％以上)→70％以上(うち現金を40％以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50％(うち現金を20％)→70％(うち現金を40％)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。
■商船三井 <9104> 355円 -4 (-1.1％) 本日終値
19日、中国の裁判所(上海海事法院)が商船三井 <9104> が同国浙江省の港で保有する大型輸送船「バオスティール・エモーション」を差し押さえると発表したことが嫌気された。日中戦争が始まる前年の1936年、中国の中威汽船が商船三井の前身の1つである日本の大同海運に2隻を貸し出したが、賃貸料や損失の賠償が未払いだとし、70年に中国企業の経営者の子供が東京地裁で日本政府を相手に提訴したものの敗訴。その後、88年に孫2人が上海海事法院に改めて提訴したところ、07年に1億9000万元(当時の為替レートで約29億円)の支払いを命じる判決を下した。上海海事法院は10年の上訴審においても敗訴となった商船三井が賠償に応じないため大型輸送船を差し押さえた。市場では業績への影響を懸念した売りが優勢となった。
株探ニュース
アイフル <8515> 、アコム <8572> など消費者金融株が高い。日経新聞が19日付で「自民党は貸金業者に対する金利規制の緩和を検討する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「健全経営だと認可された貸金業者に限り、顧客から受け取れる金利の上限を現在の20％から、2010年まで適用していた29.2％に戻す方向だ」という。銀行融資を受けにくい中小零細企業などが、消費者金融から借り入れやすくする狙いで、金利の上限引き上げによる消費者金融各社の収益向上を期待する買いが向かった。
■アドウェイズ <2489> 1,747円 +147 (+9.2％) 本日終値
21日付の朝刊で「中国で通信大手チャイナユニコムと連携、アプリ配信サイトに広告を流す」と一部報じられたことが買い材料視された。
■ローランド <7944> 1,432円 +58 (+4.2％) 本日終値
18日、ローランド <7944> が14年3月期の連結最終損益を従来予想の1億円～6億円の赤字→4.8億円の黒字(前々期は40.6億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなったことが買い材料。電子楽器事業で、新製品の投入による工場稼働率の向上や円安の影響などにより売上原価率が改善が寄与した。
■ゼリア新薬工業 <4559> 2,152円 +66 (+3.2％) 本日終値
ゼリア新薬 <4559> が大幅続伸。日経新聞が19日付で「ゼリア新薬工業の2014年3月期の連結営業利益は、前の期比45％増の67億円程度だったようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「肝臓の働きを助ける栄養ドリンク『ヘパリーゼＷ』の販売が好調だった」という。健康志向の高まりで飲酒の前後に買う客が増え、13年ぶりに営業益最高になる見通しで業績好調報道を好感した買いが向かった。
■マツダ <7261> 458円 +4 (+0.9％) 本日終値
マツダ <7261> が続伸。日経新聞が20日付で「マツダは現行の2016年3月期までの中期経営計画を見直す。最終年度の本業のもうけを示す連結営業利益を2300億円前後と、従来計画から800億円程度(約5割)上方修正する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「構造改革や円高修正が利益の伸びを支える」という。回復が遅れる可能性のある中国では販売台数が計画の半分程度にとどまる見通しだが、中期経営計画の上方修正を素直に好感した買いが優勢となった。
■日本精工 <6471> 1,127円 +7 (+0.6％) 本日終値
日精工 <6471> が5日続伸。日経新聞が19日付で「新興国で工場設備のメンテナンス事業に参入する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「東南アジア諸国連合(ASEAN)やブラジル、中国、インドなどで製鉄会社や食品メーカーなどから受注し、2015年度に40億円強の売上高を目指す」としている。産業機械事業と自動車事業を手がける同社の新事業に期待した買いが向かった。
■日本通信 <9424> 458円 -27 (-5.6％) 本日終値
18日、東証と日証金が日本通信 <9424> [ＪＱ]について21日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の50％以上(うち現金を20％以上)→70％以上(うち現金を40％以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50％(うち現金を20％)→70％(うち現金を40％)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。
■商船三井 <9104> 355円 -4 (-1.1％) 本日終値
19日、中国の裁判所(上海海事法院)が商船三井 <9104> が同国浙江省の港で保有する大型輸送船「バオスティール・エモーション」を差し押さえると発表したことが嫌気された。日中戦争が始まる前年の1936年、中国の中威汽船が商船三井の前身の1つである日本の大同海運に2隻を貸し出したが、賃貸料や損失の賠償が未払いだとし、70年に中国企業の経営者の子供が東京地裁で日本政府を相手に提訴したものの敗訴。その後、88年に孫2人が上海海事法院に改めて提訴したところ、07年に1億9000万元(当時の為替レートで約29億円)の支払いを命じる判決を下した。上海海事法院は10年の上訴審においても敗訴となった商船三井が賠償に応じないため大型輸送船を差し押さえた。市場では業績への影響を懸念した売りが優勢となった。
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