【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):富士重、石井表記、タケダ機械、ADプラズマ
■富士重工業 <7270> 2,714円 +2 (+0.1%) 本日終値
富士重 <7270> が続伸。日経新聞が15日付で「富士重工業は2015年にも愛知県半田市に米ボーイングの航空機向け部材を生産する工場を新設する。設備投資は100億円超」と報じたことが買い材料視された。報道によると「次期大型旅客機『777X』に使う主翼を胴体につなげる主要部品を年間100機分生産するとみられる」としている。取引額が大きい航空機産業において、新型機の部材生産は新たな収益拡大につながると期待した買いが向かった。
■石井表記 <6336> 322円 +80 (+33.1%) ストップ高 本日終値
14日、石井表記 <6336> [東証2]が、岩手大学などと全固体型セラミックス二次電池をインクジェット製法を用いて世界で初めて開発したと発表したことが買い材料。全固体型セラミックス二次電池は、従来の二次電池の欠点である電解液の液漏れや異常加熱、発火爆発の危険性を回避できる画期的な蓄電素子。従来はシートを積層した後、焼成工程を経て作成していたが、今回、塗布方式非接触型成膜技術で量産性にも優れるインクジェット製法よる製造に成功した。従来型のリスクを克服した二次電池を従来に比べ容易に量産できるとあって、同電池の普及による業績貢献に期待する買いが殺到した。
■タケダ機械 <6150> 324円 +80 (+32.8%) ストップ高 本日終値
14日、タケダ機械 <6150> [JQ] が14年5月期の連結経常利益を従来予想の1億2700万円→3億2000万円に2.5倍上方修正。増益率が92.4%増→4.8倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。旺盛な震災復興工事や防災・耐震化工事の需要を背景に、形鋼加工機の販売が伸び、売上が計画を17.2%も上回ることが寄与する。製造原価の低減や経費削減も利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが24.9倍→9.2倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。
■ADプラズマ <6668> 5,400円 +700 (+14.9%) ストップ高 本日終値
11日、ADプラズマ <6668> [東証M] が14年8月期の連結経常損益を従来予想の1億2100万円の黒字→4億1300万円の黒字(前期は1億2900万円の赤字)に3.4倍上方修正したことが引き続き買い材料視された。
■北興化学工業 <4992> 336円 +26 (+8.4%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
14日、北興化 <4992> が決算を発表。14年11月期第1四半期(13年12月-14年2月)の連結経常利益は前年同期比3.5倍の10.5億円に急拡大して着地したことが買い材料。消費増税前の駆け込み需要で農薬事業が33%増収と大きく伸び、収益を牽引した。電子材料原料などファインケミカル事業も伸び、営業黒字に転換したことも増益に貢献した。第1四半期だけで通期計画の10億円を既に5.5%上回ったことで、通期上振れを期待する買いが殺到した。
■省電舎 <1711> 1,585円 +97 (+6.5%) 一時ストップ高 本日終値
14日、省電舎 <1711> [東証M]の子会社ドライ・イーがエナリス <6079> [東証M]と、太陽光発電設備工事に係る工事請負契約を締結したと発表したことが買い材料視された。同社グループが推進している再生可能エネルギー事業において、バイオガス・プラント事業で協働で進めているエナリスから合計3476.2kWの太陽光発電設備を導入するにあたり、工事請負契約を締結した。総請負金額は6億7800万円で静岡県や宮崎県に設置する予定。
■藤商事 <6257> 1,097円 +22 (+2.1%) 本日終値
14日、藤商事 <6257> [JQ] が14年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の30億円→42億円(前々期は63.1億円)に40%上方修正したことが買い材料。第4四半期(1-3月)において、パチンコ機「CR緋弾のアリア」の販売に注力したことによる売上増加や、各種経費の圧縮が利益を押し上げた。
■アクロディア <3823> 254円 -78 (-23.5%) 一時ストップ安 本日終値
14日に決算を発表。「今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で27%の赤字」が嫌気された。
アクロディア <3823> [東証M] が4月14日大引け後(16:30)に決算を発表。14年8月期第2四半期累計(13年9月-14年2月)の連結最終損益は2億9300万円の赤字(前年同期は1100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
⇒⇒アクロディアの詳しい業績推移表を見る
■コネクトHD <3647> 50円 -7 (-12.3%) 本日終値
14日に決算を発表。「上期最終が92%減益で着地・12-2月期は赤字転落」が嫌気された。
コネクトHD <3647> [東証M] が4月14日大引け後(15:00)に決算を発表。14年8月期第2四半期累計(13年9月-14年2月)の連結最終利益は前年同期比91.7%減の100万円に大きく落ち込み、通期計画の7700万円に対する進捗率は1.3%にとどまり、さらに前年同期の28.6%も下回った。
⇒⇒コネクトHDの詳しい業績推移表を見る
■エスクロAJ <6093> 4,190円 -570 (-12.0%) 本日終値
14日に決算を発表。「今期経常は3%減益へ」が嫌気された。
エスクロAJ <6093> [JQ] が4月14日大引け後(15:00)に決算を発表。14年2月期の経常利益(非連結)は前の期比9.7%増の3.2億円に伸びたが、15年2月期は前期比3.0%減の3.1億円に減る見通しとなった。
⇒⇒エスクロAJの詳しい業績推移表を見る
株探ニュース
富士重 <7270> が続伸。日経新聞が15日付で「富士重工業は2015年にも愛知県半田市に米ボーイングの航空機向け部材を生産する工場を新設する。設備投資は100億円超」と報じたことが買い材料視された。報道によると「次期大型旅客機『777X』に使う主翼を胴体につなげる主要部品を年間100機分生産するとみられる」としている。取引額が大きい航空機産業において、新型機の部材生産は新たな収益拡大につながると期待した買いが向かった。
■石井表記 <6336> 322円 +80 (+33.1%) ストップ高 本日終値
14日、石井表記 <6336> [東証2]が、岩手大学などと全固体型セラミックス二次電池をインクジェット製法を用いて世界で初めて開発したと発表したことが買い材料。全固体型セラミックス二次電池は、従来の二次電池の欠点である電解液の液漏れや異常加熱、発火爆発の危険性を回避できる画期的な蓄電素子。従来はシートを積層した後、焼成工程を経て作成していたが、今回、塗布方式非接触型成膜技術で量産性にも優れるインクジェット製法よる製造に成功した。従来型のリスクを克服した二次電池を従来に比べ容易に量産できるとあって、同電池の普及による業績貢献に期待する買いが殺到した。
■タケダ機械 <6150> 324円 +80 (+32.8%) ストップ高 本日終値
14日、タケダ機械 <6150> [JQ] が14年5月期の連結経常利益を従来予想の1億2700万円→3億2000万円に2.5倍上方修正。増益率が92.4%増→4.8倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。旺盛な震災復興工事や防災・耐震化工事の需要を背景に、形鋼加工機の販売が伸び、売上が計画を17.2%も上回ることが寄与する。製造原価の低減や経費削減も利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが24.9倍→9.2倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。
■ADプラズマ <6668> 5,400円 +700 (+14.9%) ストップ高 本日終値
11日、ADプラズマ <6668> [東証M] が14年8月期の連結経常損益を従来予想の1億2100万円の黒字→4億1300万円の黒字(前期は1億2900万円の赤字)に3.4倍上方修正したことが引き続き買い材料視された。
■北興化学工業 <4992> 336円 +26 (+8.4%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
14日、北興化 <4992> が決算を発表。14年11月期第1四半期(13年12月-14年2月)の連結経常利益は前年同期比3.5倍の10.5億円に急拡大して着地したことが買い材料。消費増税前の駆け込み需要で農薬事業が33%増収と大きく伸び、収益を牽引した。電子材料原料などファインケミカル事業も伸び、営業黒字に転換したことも増益に貢献した。第1四半期だけで通期計画の10億円を既に5.5%上回ったことで、通期上振れを期待する買いが殺到した。
■省電舎 <1711> 1,585円 +97 (+6.5%) 一時ストップ高 本日終値
14日、省電舎 <1711> [東証M]の子会社ドライ・イーがエナリス <6079> [東証M]と、太陽光発電設備工事に係る工事請負契約を締結したと発表したことが買い材料視された。同社グループが推進している再生可能エネルギー事業において、バイオガス・プラント事業で協働で進めているエナリスから合計3476.2kWの太陽光発電設備を導入するにあたり、工事請負契約を締結した。総請負金額は6億7800万円で静岡県や宮崎県に設置する予定。
■藤商事 <6257> 1,097円 +22 (+2.1%) 本日終値
14日、藤商事 <6257> [JQ] が14年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の30億円→42億円(前々期は63.1億円)に40%上方修正したことが買い材料。第4四半期(1-3月)において、パチンコ機「CR緋弾のアリア」の販売に注力したことによる売上増加や、各種経費の圧縮が利益を押し上げた。
■アクロディア <3823> 254円 -78 (-23.5%) 一時ストップ安 本日終値
14日に決算を発表。「今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で27%の赤字」が嫌気された。
アクロディア <3823> [東証M] が4月14日大引け後(16:30)に決算を発表。14年8月期第2四半期累計(13年9月-14年2月)の連結最終損益は2億9300万円の赤字(前年同期は1100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
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■コネクトHD <3647> 50円 -7 (-12.3%) 本日終値
14日に決算を発表。「上期最終が92%減益で着地・12-2月期は赤字転落」が嫌気された。
コネクトHD <3647> [東証M] が4月14日大引け後(15:00)に決算を発表。14年8月期第2四半期累計(13年9月-14年2月)の連結最終利益は前年同期比91.7%減の100万円に大きく落ち込み、通期計画の7700万円に対する進捗率は1.3%にとどまり、さらに前年同期の28.6%も下回った。
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■エスクロAJ <6093> 4,190円 -570 (-12.0%) 本日終値
14日に決算を発表。「今期経常は3%減益へ」が嫌気された。
エスクロAJ <6093> [JQ] が4月14日大引け後(15:00)に決算を発表。14年2月期の経常利益(非連結)は前の期比9.7%増の3.2億円に伸びたが、15年2月期は前期比3.0%減の3.1億円に減る見通しとなった。
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