【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:サニックス、ヤフー、ジャムコ、OBC
■サニックス <4651> 1,088円 +77 (+7.6%) 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
8日、サニックス <4651> が3月の連結月次売上高が前年同月比2.6倍の165億円に急拡大したと発表したことが好感された。伸び率が2倍を超えるのは4ヵ月ぶり。内訳は、産業用PV(太陽光発電)事業部門が5.0倍の126億円と大きく伸びたほか、ES(エスタブリッシュメント・サニテーション)事業部門が32.6%増の12.7億円、環境資源開発事業も9.7%増の16.3億円と堅調だった。HS(ホーム・サニテーション)事業部門は24.6%減の9.4億円と振るわなかったが、他3部門の好調で補った。
■ヤフー <4689> 488円 +19 (+4.1%) 11:30現在 東証1部 上昇率6位
ヤフー <4689> が大幅反発。日経新聞が9日付で「ヤフーは6月から、中国のオンライン決済会社『支付宝(アリペイ)』を使ってインターネット通販サイト『ヤフー!ショッピング』の商品を購入できるようにする」と報じたことが買い材料視された。報道によると、中国からヤフー!ショッピングで買い物するには購入代行業者の仲介が必要だが、代行業者のサイトで使える決済手段に新たに「アリペイ」を追加する。決済の利便性の向上により、人気の高い日本の家電製品などを求める中国の顧客獲得を目指すという。アリババ集団傘下のアリペイは中国のネット通販市場の急成長を支える牽引役とされるだけに、中国の利用者取り込みに期待する買いが向かった。
■ジャムコ <7408> 1,865円 +65 (+3.6%) 11:30現在
8日、ジャムコ <7408> [東証2]が航空機用シート事業に本格参入すると発表したことが買い材料。同社はすでにシンガポール航空へファースト、ビジネスクラス用で850席を超えるシートの納入実績があるが、新たにプレミアムクラスシート「ダブ・テイル」を開発する。「ダブ・テイル」は機種を問わずに搭載することが可能で、独自のデザインにより通路側からの出入りがしやすく、乗客用スペースを広くできるなどの特徴を持つ。今後、複数のエアラインから2800席を超える需要を見込む。当面の売上規模は年間100億円程度を想定しており、業績へのインパクトは大きなものになるとの期待が高まった。
■OBC <4733> 3,370円 +20 (+0.6%) 11:30現在
8日、OBC <4733> が14年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の94.2億円→117億円に24.2%上方修正。増益率が7.7%増→33.8%増に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。「Windows XP」サポート終了や消費増税を背景に、システム更新や保守契約の需要が拡大し、売上が計画を13%も上回ったことが利益を押し上げた。
■商船三井 <9104> 375円 -23 (-5.8%) 11:30現在 東証1部 下落率6位
8日に発表した「5億ドルのドル建てCBを発行」が売り材料。
■日本通信 <9424> 392円 -11 (-2.7%) 11:30現在
8日、東証と日証金が日本通信 <9424> [JQ]について9日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。
■魚喜 <2683> 466円 +80 (+20.7%) ストップ高買い気配 11:30現在
7日、魚喜 <2683> [東証2]が10年以降中止していた株主優待制度を再開すると発表したことが引き続き買い材料となった。毎年8月31日現在で1単元(100株)以上保有する株主を対象に、5000円相当の塩数の子セットを贈呈する。
■アイ・オー・データ機器 <6916> 691円 +100 (+16.9%) ストップ高 11:30現在
アイオデータ <6916> [JQ]が急反発。日経新聞が9日付で「アイ・オー・データ機器はスマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)にCDの楽曲を直接取り込める装置を4月下旬に発売する」と報じたことが買い材料視された。報道によると、スマホやタブレットに専用アプリを入れ、ケーブルでつないだ装置にCDを入れればパソコンを使わずに曲を取り込め、曲名もインターネットから自動で取得する。装置の想定価格は8000円(税別)。パソコンからタブレットに乗り換えたユーザーやパソコンを持たない若年層の需要の取り込みを期待する買いが向かった。
■ラクオリア創薬 <4579> 562円 +40 (+7.7%) 11:30現在
8日、ラクオリア <4579> [JQG]が旭化成ファーマと新薬の創出を目指し、特定のイオンチャネルを標的とした創薬研究に関する新たな段階の共同研究契約を締結したと発表したことが買い材料視された。同社と旭化成ファーマは、13年11月19日の共同研究契約の締結以降、新薬探索に関する共同研究を推進してきたが、一定の成果を達成したことから、マイルストーンを受け取るとともに、新たな段階の共同研究契約を締結した。今後も同社のイオンチャネルに関する技術および創薬研究全般に関する独自の技術ノウハウと、旭化成ファーマの創薬研究開発におけるノウハウとを合わせ、新薬創出に共同で取り組むとしており、両社の発展的協業体制に期待した買いが向かった。
■アルバイトタイムス <2341> 248円 +16 (+6.9%) 11:30現在
8日、アルバイトT <2341> [JQ] が決算を発表。14年2月期の連結経常利益は前々期比20.9%増の8.8億円で着地。続く15年2月期も前期比7.7%増の9.4億円に伸びる見通しとなったことが買い材料。景気回復を背景に無料求人情報誌への出稿が堅調に推移するほか、正社員向け転職・就職サイトなども伸び、7%増収を見込む。業績好調に伴い、今期の年間配当は1円増の9円に増配する方針を示した。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の2.40%にあたる70万株(金額で2億円)を上限に自社株買い(買い付け期間は9日から6月30日まで)を実施すると発表。増配や自社株買いといった株主還元を好感する買いも向かった。
■コジマ <7513> 315円 +13 (+4.3%) 11:30現在 東証1部 上昇率5位
8日、コジマ <7513> が14年8月期上期(13年9月-14年2月)の連結経常損益を従来予想の1.1億円の赤字→8.3億円の黒字(前年同期は33.3億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字浮上する見通しとなったことが買い材料。消費増税前の駆け込み需要の遅れなどで売上高は計画を4.8%下振れたものの、店舗閉鎖損失引当金の戻入額29.46億円を計上したことが寄与した。上期業績の好転に伴い、通期の経常損益も従来予想の19.8億円の黒字→36.7億円の黒字(前期は3.9億円の赤字)に85.0%上方修正した。
■ミクロン精密 <6159> 2,500円 +90 (+3.7%) 11:30現在
8日、ミクロン <6159> [JQ] が14年8月期第2四半期累計(13年9月-14年2月)の連結経常利益を従来予想の4.8億円→6.7億円に38.4%上方修正し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。高精度化・高能率化製品を求める顧客の検収条件の一部が未達成のため、売上は減少するものの、生産効率の向上に加え、為替変動による外貨建資産などによる為替差益計上が利益を押し上げる。
■イオンファンタジー <4343> 1,310円 +21 (+1.6%) 11:30現在
8日、イオンファン <4343> が決算を発表。14年2月期の連結経常利益は前々期比24.2%減の26.4億円で着地したが、15年2月期は前期比13.4%増の30億円に伸びる見通しとなったことが買い材料。前期は好採算のメダルゲームなどの遊戯機械の売上が計画に届かず、国内事業の売上総利益が低下。海外事業における出店の遅れによる営業損失の増加も響いた。今期は国内事業ではオリジナル遊戯機械の開発導入により、既存店の活性化を図るほか、新規出店数を拡大する。海外事業では中国、フィリピンなどで68店舗(前期は52店舗)を出店する計画。
■クリエイトS <3148> 3,310円 -130 (-3.8%) 11:30現在
8日に決算を発表。「6-2月期(3Q累計)経常が10%減益で着地・12-2月期も13%減益」が嫌気された。
クリエイトS <3148> が4月8日大引け後(15:00)に決算を発表。14年5月期第3四半期累計(13年6月-14年2月)の連結経常利益は前年同期比9.6%減の70.2億円に減った。
⇒⇒クリエイトSの詳しい業績推移表を見る
■スギホールディングス <7649> 4,370円 -160 (-3.5%) 11:30現在
8日に決算を発表。「今期経常は4%減益へ」が嫌気された。
スギHD <7649> が4月8日大引け後(15:30)に決算を発表。14年2月期の連結経常利益は前の期比3.7%減の218億円になり、15年2月期も前期比4.0%減の210億円に減る見通しとなった。
⇒⇒スギホールディングスの詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
UBIC <2158> 498円 +80 (+19.1%) ストップ高 11:30現在
UMNファーマ <4585> 3,145円 +504 (+19.1%) ストップ高 11:30現在
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
8日、サニックス <4651> が3月の連結月次売上高が前年同月比2.6倍の165億円に急拡大したと発表したことが好感された。伸び率が2倍を超えるのは4ヵ月ぶり。内訳は、産業用PV(太陽光発電)事業部門が5.0倍の126億円と大きく伸びたほか、ES(エスタブリッシュメント・サニテーション)事業部門が32.6%増の12.7億円、環境資源開発事業も9.7%増の16.3億円と堅調だった。HS(ホーム・サニテーション)事業部門は24.6%減の9.4億円と振るわなかったが、他3部門の好調で補った。
■ヤフー <4689> 488円 +19 (+4.1%) 11:30現在 東証1部 上昇率6位
ヤフー <4689> が大幅反発。日経新聞が9日付で「ヤフーは6月から、中国のオンライン決済会社『支付宝(アリペイ)』を使ってインターネット通販サイト『ヤフー!ショッピング』の商品を購入できるようにする」と報じたことが買い材料視された。報道によると、中国からヤフー!ショッピングで買い物するには購入代行業者の仲介が必要だが、代行業者のサイトで使える決済手段に新たに「アリペイ」を追加する。決済の利便性の向上により、人気の高い日本の家電製品などを求める中国の顧客獲得を目指すという。アリババ集団傘下のアリペイは中国のネット通販市場の急成長を支える牽引役とされるだけに、中国の利用者取り込みに期待する買いが向かった。
■ジャムコ <7408> 1,865円 +65 (+3.6%) 11:30現在
8日、ジャムコ <7408> [東証2]が航空機用シート事業に本格参入すると発表したことが買い材料。同社はすでにシンガポール航空へファースト、ビジネスクラス用で850席を超えるシートの納入実績があるが、新たにプレミアムクラスシート「ダブ・テイル」を開発する。「ダブ・テイル」は機種を問わずに搭載することが可能で、独自のデザインにより通路側からの出入りがしやすく、乗客用スペースを広くできるなどの特徴を持つ。今後、複数のエアラインから2800席を超える需要を見込む。当面の売上規模は年間100億円程度を想定しており、業績へのインパクトは大きなものになるとの期待が高まった。
■OBC <4733> 3,370円 +20 (+0.6%) 11:30現在
8日、OBC <4733> が14年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の94.2億円→117億円に24.2%上方修正。増益率が7.7%増→33.8%増に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。「Windows XP」サポート終了や消費増税を背景に、システム更新や保守契約の需要が拡大し、売上が計画を13%も上回ったことが利益を押し上げた。
■商船三井 <9104> 375円 -23 (-5.8%) 11:30現在 東証1部 下落率6位
8日に発表した「5億ドルのドル建てCBを発行」が売り材料。
■日本通信 <9424> 392円 -11 (-2.7%) 11:30現在
8日、東証と日証金が日本通信 <9424> [JQ]について9日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。
■魚喜 <2683> 466円 +80 (+20.7%) ストップ高買い気配 11:30現在
7日、魚喜 <2683> [東証2]が10年以降中止していた株主優待制度を再開すると発表したことが引き続き買い材料となった。毎年8月31日現在で1単元(100株)以上保有する株主を対象に、5000円相当の塩数の子セットを贈呈する。
■アイ・オー・データ機器 <6916> 691円 +100 (+16.9%) ストップ高 11:30現在
アイオデータ <6916> [JQ]が急反発。日経新聞が9日付で「アイ・オー・データ機器はスマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)にCDの楽曲を直接取り込める装置を4月下旬に発売する」と報じたことが買い材料視された。報道によると、スマホやタブレットに専用アプリを入れ、ケーブルでつないだ装置にCDを入れればパソコンを使わずに曲を取り込め、曲名もインターネットから自動で取得する。装置の想定価格は8000円(税別)。パソコンからタブレットに乗り換えたユーザーやパソコンを持たない若年層の需要の取り込みを期待する買いが向かった。
■ラクオリア創薬 <4579> 562円 +40 (+7.7%) 11:30現在
8日、ラクオリア <4579> [JQG]が旭化成ファーマと新薬の創出を目指し、特定のイオンチャネルを標的とした創薬研究に関する新たな段階の共同研究契約を締結したと発表したことが買い材料視された。同社と旭化成ファーマは、13年11月19日の共同研究契約の締結以降、新薬探索に関する共同研究を推進してきたが、一定の成果を達成したことから、マイルストーンを受け取るとともに、新たな段階の共同研究契約を締結した。今後も同社のイオンチャネルに関する技術および創薬研究全般に関する独自の技術ノウハウと、旭化成ファーマの創薬研究開発におけるノウハウとを合わせ、新薬創出に共同で取り組むとしており、両社の発展的協業体制に期待した買いが向かった。
■アルバイトタイムス <2341> 248円 +16 (+6.9%) 11:30現在
8日、アルバイトT <2341> [JQ] が決算を発表。14年2月期の連結経常利益は前々期比20.9%増の8.8億円で着地。続く15年2月期も前期比7.7%増の9.4億円に伸びる見通しとなったことが買い材料。景気回復を背景に無料求人情報誌への出稿が堅調に推移するほか、正社員向け転職・就職サイトなども伸び、7%増収を見込む。業績好調に伴い、今期の年間配当は1円増の9円に増配する方針を示した。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の2.40%にあたる70万株(金額で2億円)を上限に自社株買い(買い付け期間は9日から6月30日まで)を実施すると発表。増配や自社株買いといった株主還元を好感する買いも向かった。
■コジマ <7513> 315円 +13 (+4.3%) 11:30現在 東証1部 上昇率5位
8日、コジマ <7513> が14年8月期上期(13年9月-14年2月)の連結経常損益を従来予想の1.1億円の赤字→8.3億円の黒字(前年同期は33.3億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字浮上する見通しとなったことが買い材料。消費増税前の駆け込み需要の遅れなどで売上高は計画を4.8%下振れたものの、店舗閉鎖損失引当金の戻入額29.46億円を計上したことが寄与した。上期業績の好転に伴い、通期の経常損益も従来予想の19.8億円の黒字→36.7億円の黒字(前期は3.9億円の赤字)に85.0%上方修正した。
■ミクロン精密 <6159> 2,500円 +90 (+3.7%) 11:30現在
8日、ミクロン <6159> [JQ] が14年8月期第2四半期累計(13年9月-14年2月)の連結経常利益を従来予想の4.8億円→6.7億円に38.4%上方修正し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。高精度化・高能率化製品を求める顧客の検収条件の一部が未達成のため、売上は減少するものの、生産効率の向上に加え、為替変動による外貨建資産などによる為替差益計上が利益を押し上げる。
■イオンファンタジー <4343> 1,310円 +21 (+1.6%) 11:30現在
8日、イオンファン <4343> が決算を発表。14年2月期の連結経常利益は前々期比24.2%減の26.4億円で着地したが、15年2月期は前期比13.4%増の30億円に伸びる見通しとなったことが買い材料。前期は好採算のメダルゲームなどの遊戯機械の売上が計画に届かず、国内事業の売上総利益が低下。海外事業における出店の遅れによる営業損失の増加も響いた。今期は国内事業ではオリジナル遊戯機械の開発導入により、既存店の活性化を図るほか、新規出店数を拡大する。海外事業では中国、フィリピンなどで68店舗(前期は52店舗)を出店する計画。
■クリエイトS <3148> 3,310円 -130 (-3.8%) 11:30現在
8日に決算を発表。「6-2月期(3Q累計)経常が10%減益で着地・12-2月期も13%減益」が嫌気された。
クリエイトS <3148> が4月8日大引け後(15:00)に決算を発表。14年5月期第3四半期累計(13年6月-14年2月)の連結経常利益は前年同期比9.6%減の70.2億円に減った。
⇒⇒クリエイトSの詳しい業績推移表を見る
■スギホールディングス <7649> 4,370円 -160 (-3.5%) 11:30現在
8日に決算を発表。「今期経常は4%減益へ」が嫌気された。
スギHD <7649> が4月8日大引け後(15:30)に決算を発表。14年2月期の連結経常利益は前の期比3.7%減の218億円になり、15年2月期も前期比4.0%減の210億円に減る見通しとなった。
⇒⇒スギホールディングスの詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
UBIC <2158> 498円 +80 (+19.1%) ストップ高 11:30現在
UMNファーマ <4585> 3,145円 +504 (+19.1%) ストップ高 11:30現在
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
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