【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):テルモ、静岡銀、ABCマート、シャープ
■テルモ <4543> 2,288円 +87 (+4.0%) 本日終値
2日、テルモ <4543> が薬剤溶出型ステント「ノボリ」におけるバイオセンサーズ社(シンガポール)との国内販売協力の拡大と海外ライセンス契約を延長を発表したことが買い材料視された。国内ではバイオセンサーズ社の日本法人日本バイオセンサーズと薬剤溶出型ステント「ノボリ」の販売協力を現在行っているが、今回の合意により協力範囲を拡大し更なる売上確保を図る。また、米国以外の海外市場では「ノボリ」の販売を16年12月まで継続するとしている。
■静岡銀行 <8355> 1,048円 +28 (+2.8%) 本日終値
2日、静岡銀 <8355> がマネックスG <8698> と資本・業務提携契約を結んだと発表したことが買い材料視された。資本提携では、同銀が現在マネックスGの筆頭株主のオリックス <8591> が保有する5622万3300株を約244億円で7日に取得し、筆頭株主になる。その後、持ち分法適用会社にするために保有比率が20%をわずかに超える水準までマネックスG株を買い増す方向。業務提携では、個人顧客のライフスタイルを改善し、未来志向のオンライン金融サービスを提供していくことで、両社の協力関係を構築する。また、その具体的内容については、両社で検討・協議を行い速やかに実行するとしている。
■エービーシー・マート <2670> 4,595円 +120 (+2.7%) 本日終値
3日、ABCマート <2670> が3月の月次動向を発表。既存店売上高が前年同月比23.9%増と8ヵ月連続で前年同月を上回ったことが好感された。3月は、春休み商戦と消費税増税前の特需が重なり、大幅に増収となった。商品面では、引き続きスニーカートレンドにより、スポーツシューズが好調ななか、テレビCMと連動した販売促進が奏功し、レディーススニーカーやパンプス・バレエシューズなどが好調だった。
■シャープ <6753> 326円 +5 (+1.6%) 本日終値
シャープ <6753> が大幅続伸。日経新聞が3日付で「シャープは年内をメドに、スマートフォン(スマホ)に使う液晶パネルの中国への出荷量を月500万枚と現在のほぼ倍に増やす」と報じたことが買い材料視された。報道によると、中国で売れている1-2万円の格安スマホでシェアを伸ばす新興メーカーに対し、省電力・高精彩な「IGZO(イグゾー)液晶」を安価で供給する。好採算の中小型パネルの生産拡大による液晶事業の収益改善を期待する買いが向かった。
■丸文 <7537> 566円 +29 (+5.4%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
丸文 <7537> が急反発。日刊工業新聞が3日付で「丸文、理化学研究所など6社・団体は、業界最高水準のエネルギー効率を実現するLEDを製造する技術を共同開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると、基板に反射性に優れるフォトニック結晶の回路を描くことで、光を外部に多く放出する。殺菌用途の深紫外線LEDの分野への応用が想定され、エネルギー効率を示す「外部量子効率」は現行の数%から30%程度まで引き上げられる見通し。新技術の実用化による業績への貢献に期待する買いが向かった。
■サンヨーホームズ <1420> 675円 +28 (+4.3%) 本日終値
2日、東証がサンヨーH <1420> [東証2]を9日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。
■宝印刷 <7921> 813円 +2 (+0.3%) 本日終値
2日、宝印刷 <7921> が決算を発表。14年5月期第3四半期累計(13年6月-14年2月)の連結経常利益が98.8%増の11.1億円に拡大して着地したことが買い材料。ファイナンスの目論見書や事業報告書、株主優待用印刷物などの売上が伸びたことが寄与した。印刷の内製化など原価低減も利益を押し上げた。6-2月期の同利益が対通期計画の8.5億円を既に31.4%超過しているうえ、第4四半期が第1四半期に次ぐ繁忙期だけに、通期上振れを期待する買いが向かった。
株探ニュース
2日、テルモ <4543> が薬剤溶出型ステント「ノボリ」におけるバイオセンサーズ社(シンガポール)との国内販売協力の拡大と海外ライセンス契約を延長を発表したことが買い材料視された。国内ではバイオセンサーズ社の日本法人日本バイオセンサーズと薬剤溶出型ステント「ノボリ」の販売協力を現在行っているが、今回の合意により協力範囲を拡大し更なる売上確保を図る。また、米国以外の海外市場では「ノボリ」の販売を16年12月まで継続するとしている。
■静岡銀行 <8355> 1,048円 +28 (+2.8%) 本日終値
2日、静岡銀 <8355> がマネックスG <8698> と資本・業務提携契約を結んだと発表したことが買い材料視された。資本提携では、同銀が現在マネックスGの筆頭株主のオリックス <8591> が保有する5622万3300株を約244億円で7日に取得し、筆頭株主になる。その後、持ち分法適用会社にするために保有比率が20%をわずかに超える水準までマネックスG株を買い増す方向。業務提携では、個人顧客のライフスタイルを改善し、未来志向のオンライン金融サービスを提供していくことで、両社の協力関係を構築する。また、その具体的内容については、両社で検討・協議を行い速やかに実行するとしている。
■エービーシー・マート <2670> 4,595円 +120 (+2.7%) 本日終値
3日、ABCマート <2670> が3月の月次動向を発表。既存店売上高が前年同月比23.9%増と8ヵ月連続で前年同月を上回ったことが好感された。3月は、春休み商戦と消費税増税前の特需が重なり、大幅に増収となった。商品面では、引き続きスニーカートレンドにより、スポーツシューズが好調ななか、テレビCMと連動した販売促進が奏功し、レディーススニーカーやパンプス・バレエシューズなどが好調だった。
■シャープ <6753> 326円 +5 (+1.6%) 本日終値
シャープ <6753> が大幅続伸。日経新聞が3日付で「シャープは年内をメドに、スマートフォン(スマホ)に使う液晶パネルの中国への出荷量を月500万枚と現在のほぼ倍に増やす」と報じたことが買い材料視された。報道によると、中国で売れている1-2万円の格安スマホでシェアを伸ばす新興メーカーに対し、省電力・高精彩な「IGZO(イグゾー)液晶」を安価で供給する。好採算の中小型パネルの生産拡大による液晶事業の収益改善を期待する買いが向かった。
■丸文 <7537> 566円 +29 (+5.4%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
丸文 <7537> が急反発。日刊工業新聞が3日付で「丸文、理化学研究所など6社・団体は、業界最高水準のエネルギー効率を実現するLEDを製造する技術を共同開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると、基板に反射性に優れるフォトニック結晶の回路を描くことで、光を外部に多く放出する。殺菌用途の深紫外線LEDの分野への応用が想定され、エネルギー効率を示す「外部量子効率」は現行の数%から30%程度まで引き上げられる見通し。新技術の実用化による業績への貢献に期待する買いが向かった。
■サンヨーホームズ <1420> 675円 +28 (+4.3%) 本日終値
2日、東証がサンヨーH <1420> [東証2]を9日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。
■宝印刷 <7921> 813円 +2 (+0.3%) 本日終値
2日、宝印刷 <7921> が決算を発表。14年5月期第3四半期累計(13年6月-14年2月)の連結経常利益が98.8%増の11.1億円に拡大して着地したことが買い材料。ファイナンスの目論見書や事業報告書、株主優待用印刷物などの売上が伸びたことが寄与した。印刷の内製化など原価低減も利益を押し上げた。6-2月期の同利益が対通期計画の8.5億円を既に31.4%超過しているうえ、第4四半期が第1四半期に次ぐ繁忙期だけに、通期上振れを期待する買いが向かった。
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