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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ディディエ、トレイダーズ、技研製、ジシステム

■ディー・ディー・エス <3782> 611円  +100 (+19.6%) ストップ高    本日終値
 3月31日、ディディエ <3782> [東証M]がジシステム <9758> [JQ]とセキュリティ分野で業務提携を発表したことが買い材料視された。ジャパンシステムの主要製品の一つであるセキュリティ認証ソリューション「ARCACLAVIS」シリーズと、同社のハイブリッド指紋認証SDKを組み合わせることで、「ARCACLAVIS」の生体認証に対する需要の拡大と、DDS指紋認証技術の市場拡大が図る。同社ではジャパンシステムに対し、コンパクトでモバイル対応もしているUBF指紋認証ユニット(UBF-neo、UBF-Tri)とハイブリッド指紋認証SDKを提供する。今後「ARCACLAVIS」シリーズで、同社の生体認証が利用で可能になるという。

■トレイダーズ <8704> 55円  +6 (+12.2%)   本日終値
 31日に発表した「関連会社ZEエナジーが木質バイオマスガス化発電プラントによる安定的発電確認」「子会社がSBIトレードウィンテックの完全子会社である都瑛軟件開発服務(大連)有限公司を子会社化 」が買い材料。

■技研製作所 <6289> 1,040円  +110 (+11.8%)   本日終値
 3月30日、技研製 <6289> [東証2] が14年8月期上期(13年9月-14年2月)の連結経常利益を従来予想の7億円→11.9億円に70.6%上方修正。増益率が3.9倍→6.7倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。国内での旺盛な防災・インフラ整備工事を背景に、13年11月に発売した3種類の工法に対応できる新型圧入機の販売が想定以上に好調で、売上が計画を16.1%も上回ったことが利益を押し上げた。修正した上期予想の通期計画(13.8億円)に対する進捗率が86.5%に達しており、通期上振れを期待する買いが向かった。

■ジャパンシステム <9758> 329円  +31 (+10.4%)   本日終値
 31日に発表した「ディー・ディー・エスと業務提携」が買い材料。

■夢の街創造委員会 <2484> 2,753円  +93 (+3.5%)   本日終値
 3月31日、夢の街創造 <2484> [JQ]が4月18日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■フェリシモ <3396> 1,021円  +24 (+2.4%)   本日終値
 3月31日、フェリシモ <3396> が業績修正を発表。14年2月期の連結経常損益を従来予想の4800万円の赤字→1億0300万円の黒字(前々期は9億0900万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなったことが買い材料視された。出荷数の減少に伴い、配送関連の費用が減ったことに加え、カタログなどの広告費用が想定よりも少なかったことが利益を改善させた。

■ケミプロ化成 <4960> 335円  -37 (-10.0%)   本日終値
 3月31日、東証と日証金がケミプロ <4960> [東証2]について1日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■フジ <8278> 1,948円  +50 (+2.6%)   本日終値
 31日に発表した「株主優待制度を変更」が買い材料。

■ジェイアイエヌ <3046> 2,946円  -139 (-4.5%)   本日終値
 1日付の朝刊で「『JINS』眼鏡を平均3%値上げ」と一部報じられたことが売り材料視された。

■カイオム <4583> 2,977円  -118 (-3.8%)   本日終値
 31日に業績修正を発表。「今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で71%の赤字」が嫌気された。
 カイオム <4583> [東証M] が3月31日大引け後(18:00)に業績修正を発表。14年3月期の連結最終損益を従来予想の5.9億円の赤字→7.3億円の赤字(前期非連結は4.2億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を71.3%毀損する規模となった。
  ⇒⇒カイオムの詳しい業績推移表を見る

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